パチスロ『番長3』の“設定6”が招いた悲劇…「13万円負け」も霞む大惨事に絶句
すると、それを聞いた常連様がすぐさま台をキープ。このお客様は私によく話しかけてくださるのですが「番長3をマイク案内するなんて珍しいじゃない。ちょっと期待しちゃうよ」と仰って遊技を開始しました。
よく遊びに来てくださる方なので「設定6です」と教えたい気持ちがありましたが、公平なホール運営から逸脱した行為ですので、それはできません。「頑張ってください」とお答えしてその場を離れました。
しかしその後、このお客様は打っている台が設定6だと認識する事に。ART開始画面でヒロイン「操」が登場し、設定6が確定したのです。「おいおい6じゃねーか!とんでもない台掴んだ!」と嬉しそうに報告してきてくださったのでした。
スタッフ達も「うちの店優良店じゃん」「店員辞めて客として来たい」などとインカムで盛り上がっておりました。当然でしょう。機械割119%を超える天下の設定6が打てるんですから。
私も羨ましくて仕方がありませんでした。「一体何枚出すんだろう」と気にしながらホールを巡回しておりましたね。最初は「これぞ設定6」といった感じで、コンスタントにARTに突入していたのですが…。
その後はハマっては単発を繰り返す事となり、怒涛の追加投資が始まったのでした。
設定6を確信した時の常連様の笑顔はすでになく、表情も次第に険しくなっておりました。「すでに5万使ってるんだけど…」と私に話しかけてきた際の目には、怒りの炎が燃え盛っていたのです。