パチスロ「ノーマルタイプで万枚」か!? 設定6「機械割119%」に「驚異のボナ確率」の名作!!
その機種は5号機『パチスロうる星やつら2』です。本機はBIG BONUSとREG BONUSの2種類のみで出玉を増やすノーマルタイプなのですが、その限界ギリギリを攻めたスペックがスロッターに衝撃を与えました。
なんと、本機の設定6は驚異の「機械割119%」。凄まじい出玉性能を有したマシンだったのです!
私も当時は本機のスペックを見て心が躍りました。ボーナス合算の出現率は設定1で1/165.1。設定6ともなると1/115という初当りの軽さが光る魅力に満ちたマシンだったのです。
BB中は技術介入要素もあり、レバーオン時にテンちゃんが「チャンスや!」と喋れば目押しの合図。この時に左リール下段にバー絵柄をビタ押します。成功後は中・右リールにもバー絵柄を狙えばバーが揃って完了。それによって最大獲得となる311枚を手にする事ができるのです。
当り易く、ほどよい目押しも楽しめるマシンで出玉性能も高い。まさに非の打ちどころのないスペックだったのですが…。
この手の台の宿命ともいいましょうか。多くのホールが敬遠して「設定6」を使うことがなかった印象。ゆえに「機械割119%」のポテンシャルを実際に目にしたことはなかったのです。
そんな中、仕事終わりにフラッと寄ったパチンコ店で、私は初めて本機の出玉パフォーマンスを見せつけられることとなりました。
私が入店したのが大体17時過ぎ。その時点ですでに7000枚を超える出玉を吐き出していたのです。
驚いた私は、データロボにて該当の台をチェックしました。すると、ボーナス合算が設定6を大きく振り切った「1/97」という驚異的な数値をマークしているではありませんか!
数千ゲーム回してこの合算確率ですから、設定6と判断するのが妥当でしょう。都市伝説とさえ思われた設定6が使われていること。そしてその破壊力が予想以上であったことに衝撃を受けました。
「ノーマルタイプで万枚か!?」と妙な高揚感を抱いたのは私だけではなかったはずです。結局、この台は後半伸び悩んでいましたが、それでも出玉は9000枚を超えていたと記憶しています。
私も一度でいいから「機械割119%」を味わいたい。そんな思いが強くなって何度も本機に挑戦しましたが、更なる大やけどを負って散々な結果となったのは言うまでもありません。ラムちゃんとのデート代は実に高かった…(泣)。
(文=堀川茂吉)
<著者プロフィール>
オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。
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