パチスロ新基準「ならでは」の満足度!? ハーデス実戦で何故か確信した「理想のユーザー心理」とは?
「頭が痛い……」
うなされるように目が覚めたのは午後4時。前日は新年会があり、調子に乗って朝まで豪遊してしまった。おかげで、せっかくの日曜日が台無しに……。
この日は友人たちと、朝からパチスロを打つ約束をしていた。慌てて連絡するも実戦は終了しており、すでに飲み始めている様子。今から顔を出すには時間が遅い。何よりも「酒を飲みたい」と思える体調ではなかったので、約束を破ったことを謝罪し電話を切った。
「もったいないことをした……」昨夜の行動を悔やんだ。友人に会えなかったからではない。最近の私はパチスロの成績が絶好調であり「この運気が下がるまでは極力ホールへ向かわなければならない」と考えていたのだ。
今から近場のホールへ向かうという手もあるが、体調が悪いのに無理してパチスロを打つ必要はない。しかし「好調な流れを止めたくない」という考えが、私を突き動かすことになる。悩みに悩んだ末に導き出した結論は「ホールへ向かう」というものであった。
問題は何を打つかだ。夜からの勝負は効率が命ともいえるだろう。天井・ゾーン・モードが狙える台をハイエナできるかが重要だ。「ヒキが強ければ勝てる」という信念を持つ私でも、さすがに夜は台のデータを細かく見るようにしている。
まず向かったのは私のメイン機種『アナザーゴッドハーデス~奪われたZEUSver.~』のシマだ。本機を打つ際は400G・800G手前のゾーン狙いを基本としているが、まず落ちていることはない。
しかし3台目のゲーム数を見たときに思わず足が止まる。「えぇ!マジかよ!!」
何と400G手前で落ちている台を発見。毎ゲームAT抽選が行われる『HELL ZONE(ヘルゾーン)』を狙える台を確保することができたのだ。