パチスロ「高設定」を掴んで大勝利!? あの人気機種を打って再認識したパチスロの楽しみ方
ある休日。友人の「先生」に誘われ、埼玉のとあるホールへ出かけた。「先生」は店の癖・強いイベントなどを把握するために、細かな分析を行うガチプロタイプ。自分がアツいと思ったイベントのためであれば、遠方へも足を運ぶ男である。
そんな先生が紹介してきたのは、昨年末にグランドオープンをした新しい店である。「先生」の分析では、その日にパチスロの高設定が入る可能性が高かったようだ。「絶対に行く価値がある」と強く勧めてきたのである。
「先生」を信じていなかった訳ではないが、いまいち気分が乗らず家を出ることができなかった。結果として店には向かったが時刻はすでに16時過ぎ。店内は人で溢れかえっており、台を吟味することは難しい。
私のメイン機種『GOD』は空く様子がない。新台や人気機種も同様だ。そんな時は無理に打たず帰ることが多いのだが、この日は遠方まで足を運んだこともあり「何でもいいから打ちたい」と思ったのだ。「先生」に挨拶を済ませ、歩き回って空き台を探す。そんな中『ジャグラー』の島で高設定らしき台を見つけたのである。
回転数3300回で、BIG14回・REG12回という『マイジャグラーIII』を発見。この数字であれば、高設定の期待も持てる。打つ根拠は十分にあるだろう。
ボーナス確率など、基本的なスペックは前作を継承し告知ランプなどを一新した『マイジャグラーIII』。視覚的に飛び出すパターンや20分割など、驚きの告知パターンを多数搭載している。「GOGO!ランプ」が光ればボーナス確定となる完全告知マシンである。
単純明快なゲーム性で、時代を超えてファンを獲得してきた『ジャグラー』。比較的、低資金で当たりやすい点もヒットした要因だ。老若男女に愛されてきた台であるが、私はよほどのことがない限り『ジャグラー』を打つことはない。
その理由は個人的に、『GOD』などの荒い機種が好きだからに他ならない。しかし今回は特別。この『マイジャグラーIII』は、高設定の可能性があるのだ。
1000ゲームほど回してブドウは170回(1/5.88)、チェリーは26回(1/38.46)と高設定を示唆する結果。止める要素は見当たらない。このまま閉店まで打ち続ける覚悟を決めた。