パチスロ万枚達成者が続出「上乗せの革命」…爆裂メーカー最新作にも期待!!
先日、今後のホールを大いに盛り上げてくれそうな激アツ新台が続々と検定を通過しました。パチンコでは『Pぱちんこキン肉マン3M21』や『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.M08』あたりが注目を集めています。
そ の中でも、特に話題となっているのは『P真・花の慶次3』でしょう。11月6日に開催された「花慶の日2021-秋の宴-オンライン」にて、遂にスペックが明かされました。
大当り確率1/319.68のミドルタイプで、V-STスペックを採用。初当り時の確変割合は55%で、時短引き戻しを含めたトータルRUSH突入率は約67.5%となっております。
RUSHではST135回転が付与され、この間に1/76.56の大当りを射止めるゲーム性。その継続率は約83.3%と連チャン性能は十分で、電サポでの10R・1500発比率は80%と出玉面も申し分のない仕上がりです。導入が楽しみで仕方ありませんが…。
注目すべき新台はパチスロにも存在します。沖スロ期待の超新星『S/沖ドキ!DUO/DH』や、伝説ループ搭載の『S秘宝伝 解き放たれた女神SA1』など、激熱シリーズ後継機が次々に検定を通過しました。
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どれも仕上がりに期待が高まりますが、私が最も注目しているのは『SパチスロウルトラマンタロウMG』です。スペックは明らかになっておりませんが、個人的には京楽産業.のパチスロ機というだけで期待してしまいます。
京楽産業.系列といえば、パチンコ分野での活躍イメージが強いですが、パチスロでも魅力的なマシンを数多く生み出しております。
今年で言えば、高い出玉性能で6号機ながら万枚を生み出せるマシンとして『ぱちスロ沖ハナ-30』をリリース。大きな話題となったのは記憶に新しいですが、同社は5号機時代からその実力を遺憾なく発揮しておりました。
プレイヤーが任意で現在の消化ゲーム数をリセットできる「サプライズリセット」搭載の先に述べた『ぱちスロAKB48』をはじめ、4ケタ上乗せにも期待できた『ぱちスロ PSYCHO-PASS サイコパス』など、既存機に捉われない個性豊かなゲーム性を展開。ファンの心を掴んでいったのです。
その中でも、私が特に魅力を感じたマシンは『ぱちスロ仮面ライダーBLACK』。この台のゲーム性は、ユーザーの心を燃え上がらせる熱いものがありました。
ART継続をかけた自力バトルが、勝利した際の恩恵が状況によって大きく変化するという特殊な仕様だったのです。上乗せが上乗せを呼び、時に「一撃万枚」すら狙えた自力バトル…あの興奮はこの台でしか味わえないでしょう。
1Gあたり純増約2枚のART「ライジングRUSH」は、初期ゲーム数が40~100G+α。ART中は直乗せや特化ゾーンにて上乗せが行われます。これだけ見れば一般的なスペックですが、本機最大の特徴はART終了後に突入する「ライジングBATTLE」に他なりません。
ART継続をかけたバトルで、仮面ライダーBLACK or敵どちらかのHPがなくなるまで続きます。リプレイで敵の攻撃となり、それ以外はライダーが攻撃。ここで見事勝利できれば、これまでに獲得したARTゲーム数をそっくりそのまま上乗せしてRUSHに復帰するという激アツ仕様です。
この「そっくりそのまま」というのが非常に強力で、例えばARTゲーム数100Gを消化した際はバトル勝利時に「100G」の上乗せ。更にARTを伸ばして300Gとなった際は「300G」を上乗せ…そこから「500G」、「1000G」と所持しているゲーム数が増えれば増えるほど、勝利報酬も比例して増加していきます。
まさに革命的ともいえる継続バトル。本機の仕様に衝撃を受けたのを今でも覚えております。数多くの万枚達成者が現れたのは想像に難くないでしょう。上乗せの革命ともいえる状況が発生し、閉店取り切れずというパターンが続出するという異例の事態を招いたのです。
ライジングBATTLEの勝利期待度は約50%。まさにどっちに転ぶかはプレイヤーのヒキ次第といった感じで、「リプレイ引くな!MBこい!」と念じながらレバーを叩いたのは私だけではないでしょう。一度「500Gオーバー」をかけたバトルを体験したことがありますが、拳に力が入り過ぎて手汗が吹き出るほど興奮しました。
純増が約2枚ですから、「500G×約2枚=約1000枚」をかけたバトル。熱くならないわけがないでしょう。リプレイの連打で速攻敗北してしまいましたが…なんにせよ、私を心から燃え上がらせたことには変わりありません。
このように、激熱マシンを生み出してきた京楽産業.の手腕に期待が高まるばかり。新機種として検定を通過した『SパチスロウルトラマンタロウMG』も、魅力的なスペックで登場してほしいものです。そう強く願っております。
(文=堀川茂吉)
<著者プロフィール>
オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。