パチスロ年収1000万円は可能か…「プロと言い争い」勃発?
パチスロ年収1000万円は可能か…
最近ツイッターでパチンコ・パチスロ専業の年収が話題となった。何回も繰り返されている内容で特に珍しくもないが、今回は少し毛色が違う。
その内容は「パチンコ・パチスロで数百万稼ぐ熱量を仕事に向ければ年収1000万以上は得られるのではないか」といった主旨。ここから年収1000万が如何に大変であるかの論争が始まった。
年収1000万に関して自身では経験がないが、以前サラリーマンをしていた時に大手コンサルタントの社員と仕事をした際に実感したことがある。
その人物は朝早く取引先に向かい、状況を見ながら解決策の調整を行う。各部署の担当と擦り合わせ案件に対応するが、空いている時間は他社案件の解決策を模索していた。
やり手コンサルタントマンを絵に描いたような仕事ぶり。帰宅は夜遅く、次の朝には次の資料も完成しており「いつ寝ているんだろう」と不思議に思ったことを覚えている。
そんな彼の年収に言及できたのは、案件が解決した際の打ち上げ会での出来事であった。無礼講の軽口が許される雰囲気であったため、「○○さんはどれくらい貰っているんですか?」と訪ねたら「ギリギリ4桁に乗るくらいですよ」と、多少濁されたが言質を取ることに成功したのだ。
当時は「なるほど、これが1000万円プレイヤーの仕事か」と関心したものだが、こういった感じをパチンコ・パチスロ専業が出来るのかと問われれば…熱量だけでどうこうなるものではないようにも思えてくる。
件の話題でも「年収1000万は難しい」という流れが優勢という印象。また、「パチンコで数百万円稼ぐのは大変ではない」「働きながらでも300万円は楽に勝てる」など、プロと思われるアカウントからの意見も散見された。
「プロと言い争い」勃発? つい「誇張しているのではないか」と…
やや論点がズレている気もするが、確かにそれくらいの額を稼ぐプロは現在でも存在する。ただし「楽に」とか「大変ではない」といった言説を使うことには疑問が感じざるを得ない。
勝てない人が侮辱されているように感じて腹が立ってしまい、私はつい「『大変ではない』は誇張しているのではないか」と発言をしたところ、「適当に打っても300万は勝てる」との答えが返ってきた。
冷静に考えてみるとこれは環境の問題でもあるし、『パチスロ ディスクアップ2』を延々と打っていれば近い額に届いたりするのだ。最近は状況の厳しさを聞くことも多いが、このような意見が出るということはパチンコ・パチスロがまだまだ「勝てる遊び」という証左なのかもしれない。