異彩を放つ『ジャグラー』シリーズの異端児は演出が超多彩!!
北電子『ハッピージャグラーVⅢ』の導入がいよいよ間近ですが、某サイトに掲載されたメーカー直営店『ティアラ蓮田店』の先行導入データを見る限り…どうやら全台高設定だったようで、一足先に幸せの黄色い光を堪能できた方たちが羨ましい限りです。
私の方はあまりの不調さにジャグラー稼働は小休止中ですが、代わりに4号機のジャグラーで鬱憤を晴らしてきました。それが今回のレトロパチスロ『ハイパージャグラーV』(2002年)です。
ひときわ異彩を放つ『ジャグラー』シリーズの異端児
この頃は爆裂AT機やストック機が主力の時代。わざわざジャグラーを打つ理由もありませんし、ずば抜けて大人気だった訳でもありませんからね。私自身もジャグラーにハマったのは、不動の地位を確立し始める5号機になってからのことです。
とはいえ年配層を中心に程よい人気だったジャグラーシリーズ。4号機の頃も、現在の6号機でもゲーム性に大きな変化がありませんが、このハイパーだけはひと味違いました。
多彩な演出が本機の見どころ!!
1996年に誕生したジャグラーシリーズの中では4番目にリリースされたマシンなのですが、最大の特徴は演出があるということ。スペックは他のジャグと何ら変わらないのですが、この多彩な演出が本機ハイパージャグラーの見どころなのです。
サウンド系演出では通常と異なるSPスタート音や遅れ、SPテンパイ音に無音スタート等々。フラッシュ系演出はレバーON時の先フラッシュやリール停止後のクロスフラッシュに流星フラッシュ等々。
中には単なるハズレもありますが、基本的に演出は小役orボーナスと対応しているため、各対応約ハズレで鬼アツとなります。もちろん完全告知という部分は変わらないため、対応約ハズレでもGOGOランプが非点灯であれば小役の取りこぼしとなりガックリです。
しかしながら、この演出という部分がやはり大多数を占めていた年配ジャグラーユーザーからは不評だったようで。それまでの歴代ジャグラーと比較しても稼働はよろしくなかったみたいです。
新たな楽しみ方が増えた半面、ジャグラーの良さが失われたと感じたユーザーの方が多かったのでしょうね。その辺は後継機種が一切リリースされていないことからも察することが出来ますが、逆にいえば私のように当時のジャグラーが退屈だった層には非常にウケが良かったのかもしれません。
変わらぬGOGOランプの輝きと同様に途切れることなく脈々と受け継がれています。今回は設定6で2時間ほど遊技しましたが、やはりハイパージャグラーは最高ですね。現在のようなLEDではない豆電球のGOGOランプの光には相変わらず癒されます。
いつまでも私の中の4号機№1ジャグであるハイパージャグラーV。その輝きは永遠です。