サミーが異例の警告「ケンシロウ昇天モード?」などで話題の誤情報に法的措置も… 『スマスロ北斗の拳』に関するウワサに注意喚起
極めて異例のアナウンスだ。大手パチンコ・パチスロメーカーのサミーはこのほど、同社の大ヒットタイトル『スマスロ北斗の拳』に関する攻略情報について注意を喚起した。
「訴訟等の法的措置も検討します」などと警告
事の発端はネット上で流れた、とある噂だと思われる。これによると、本機は朝イチ、「機械割70%前後」「初当り確率や連チャン性能が大幅ダウン」「終日右肩下がりのグラフを推移する『ケンシロウ昇天モード』へ移行」といった可能性があるというもの。「当日3,000G以上(ATを含む)回っている」「当日の機械割が70%以下」の両条件に当てはまる場合はケンシロウ昇天モードの可能性が高いとされている一方、「高設定は移行しない可能性が高い」とも言われている。
もちろん、これは誤情報であり、同社は公式HP上で「SNS、有料サイトにおける誤情報に関して」とのコメントを発表。「現在までに弊社パチスロ機『スマスロ北斗の拳』の遊技仕様による誤情報がSNSや有料サイト等で拡散されていることが確認されております」とし、「この件につきまして、ネットで拡散されているような事実はなく、使用されているデータにつきましても信憑性はございません」と断言した。
また、「ご愛顧いただいております遊技者様におきましては、このような誤情報をご購入されません様、ご注意願います」とも。「今後、同様の誤情報の発信に対しては発信者情報の開示請求を行い、訴訟等の法的措置も検討しますので安易に拡散などしないよう情報の取り扱いには十分ご注意ください」と続けた。
本機においては、ネット上でインチキの攻略法も出回っている。これについてはベテランライターが主宰YouTubeで突撃取材をし、「これを見てる人も、申し込もうなどと思わないでください」「このような攻略法の類は一切、ございません」などと注意を促している。
様々な攻略法が噂されるのは人気機種の宿命とはいえ、これにメーカー側が反応するのは非常にレアケース。本機に限らず、多くのマシンの攻略情報や立ち回り術がnoteなどで有料販売されているが、有料=事実と鵜呑みにしない方がよいだろう。