パチンコ「爆裂名機」の最高峰で一躍メジャーシーンへ!「最高継続率99%」AT機も発表ヒットメーカーの軌跡!!
「ニューギン」としての始まりは昭和43年になるが、昭和24年にはルーツとなる丸新物産が創業された。昭和23年のモナミ商会=三洋物産、昭和25年のマルホン、翌1951年マルト商会=豊丸産業など、同時期に名古屋を本拠地とするパチンコメーカーが次々と誕生するような状況があったのである。
この地でのパチンコメーカーの興隆は、終戦直後、日本三大闇市と呼ばれた名古屋駅裏にはパチンコ店が続々と開業するような土壌や現代パチンコの生みの親、正村正一の存在によってパチンコ発祥の地ともいわれる名古屋で発生したムーブメントの一環であり、必然でもあったのかもしれない。
そんなニューギンだが、『エキサイトジャック』で知られる『エキサイト』シリーズを筆頭に権利物の『キューティーバニー』や『ミルキーバー』、『福助』『さめざんす』といった羽根物まで、どのジャンルにもヒット機種を持った守備範囲の広い手堅さを備えた中堅どころといった雰囲気であった。
このニューギンの名前を一躍メジャーシーンに押し出したのが『CR花の慶次~雲のかなたに~』である。言わずとしれた爆裂名機の最高峰である。
大当り確率1/399.25となるMAXタイプで、確変突入率80%、右打ち中のほぼ半分が2000発近い出玉となる一撃性に秀でた出玉性能で、城門を突破すれば15R大当り&モード継続という戦国時代に特化した興奮の確変演出とともに多くのファンを虜にした。
当初はそれほど知名度のないマンガ版権からか、目標台数が3万5000台ほどで、しかも数千台が売れ残るような状況であったが、その過激な連チャン性能を目の当たりにしたファンの間では激アツ台と認知され、最終的には13万台を売り上げるメガヒットマシンとなったのである。
この初代『花の慶次』登場から13年経ったいまでも人気は衰えず、累計で130万台以上の販売台数を誇る看板シリーズとなったのだが、その最新作『P花の慶次~蓮』の甘デジバージョンが来年登場予定。
兄機のゲーム性を受け継いだゲーム性で、RUSH継続率が約70%、電チュー抽選の半分が最大出玉と甘デジながら『慶次』の名に恥じぬ抜群の出玉性能を持ったマシンで、転落抽選タイプならではの規格外の連チャンを堪能できるようになっている。
ちなみに、『花の慶次』タイトルはパチスロのほうでも展開されていて、同じく来年の1月には新機種『S花の慶次~武威~』がリリースされる。純増約8.7枚のハイスペックAT機で最高継続率99%となる強力な連チャン性能を装備した一台となっているので、こちらも要チェックである。
ほかにも、噂によるとあの「あぶない刑事」のパチンコも控えているのではないかという話もあり、ニューギンの活躍に目が離せない。
(文=大森町男)
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