甘デジ「万発ゲット率は最高峰」の爆裂タイトル…待望のシリーズ最新作が激スペックで始動!?

　CR機の旧MAX爆裂時代に彗星の如く現れ、他を圧倒する爆発力で瞬く間に人気タイトルにまで上り詰めた『牙狼』。P機になってからも『P牙狼 月虹ノ旅人』にて「一撃10万発」が報告されるなど、今なお抜群の存在感を放ち続けております。

　この度、そんな同タイトルに関する新情報が公開されました。『P牙狼MUSEUM-MA』、『P激デジ真・牙狼RBY4』の2機種が検定を通過したというのです。

『P牙狼MUSEUM-MA』に関しては、題名を見る限り過去作を活かした仕様ではないのかとも考えられます。様々な要素を盛り込んでいるのかもしれません。一体どのようなスペック＆ゲーム性で登場するのか非常に気になります。

　一方の『P激デジ真・牙狼RBY4』に関しては、タイトル通り「激デジ」シリーズとして登場するのが濃厚。激デジとは、サンセイR＆Dが展開している「甘デジよりも遊びやすい大当り確率」が特徴の機種を指します。傾向を見るに「約1/77」前後の確率帯で登場する可能性が高いでしょう。

　同カテゴリの新台といえば、『PA激デジ 笑ゥせぇるすまん最後の忠告』が3月22日にデビュー予定。単に遊びやすいだけではなく、確変率100％で電サポ大当り時の35.2%が10Rという高い安定感を持ちながら、出玉にも期待できる優れたスペックとなっています。

　魅力的な要素が満載といえる「激デジ」。そのゲーム性を踏襲していると思われる『P激デジ真・牙狼RBY4』にも期待が高まります。誰もが認める人気シリーズ最新作なだけに、その仕上がりが楽しみで仕方ありません。

■「甘デジ牙狼」といえばコレ！

　過去にはいくつか「甘デジ牙狼」マシンが登場しておりますが、どれも魅力的なスペックでした。その中でも『CRA牙狼魔戒ノ花 媚空99バージョン』は、非常に優秀なスペックだったと記憶しております。

　本機は過去作でお馴染みのV確STタイプで、ヘソ大当りからのST突入率は15％しかありません。基本的に時短50回で引き戻しを狙う突破型。時短での大当り期待度は約39.5％と厳しめな設定ですが、ここさえ抜ければ熱い展開が待ち受けていたのです。

　その後に突入するRUSHは「ST50回+時短50回＝電サポ合計100回」で構成されており、これらを加味した継続率は70％オーバーを誇ります。

　さらに電サポ大当りはトータル50％が「10R（25％）or16R（25％）」とボリューム感も十分。私が実戦した甘デジの中では、万発突破率はトップクラスでした。相性が良かったというのもありますが、ST突入の3回に1回は5000発～1万発に達していたレベルです。

　本機によって『牙狼』特有の底知れぬポテンシャルを体感できたわけですが…このほかにも『CRA牙狼金色になれ〜ザルバとの契約〜』や『CR牙狼復刻版ZZ-S』、『CR ANOTHER牙狼〜炎の刻印〜99バージョン』など、これまで数多くの「甘デジ牙狼」が登場し、ユーザーを楽しませてくれていました。

　そんな同タイトルが「激デジ」として登場するのでしょうか。今から楽しみで仕方がありません。続報が待ち遠しい限りです。

（文=堀川茂吉）
<著者プロフィール>
　オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。