パチンコ店「23年連続で減少」……「悪夢」の再来が叫ばれる業界の「希望」とは
特に厳しい規制内容となっていたパチスロは、AT機能の復活が実現するなどユーザーからは期待の声が続出。「最大出玉2400枚」という内容は追加されたが、「ゲーム性を格段に広げられる」ことは朗報となった。
パチンコに関しても、65%に定められていた確変継続率の上限が撤廃。さらには通常時のベース「30以上が廃止」、スタート・電チューその他の賞球「全て廃止」といった変更も発表されている。
総量規制に変更はないため出玉期待値に上限は存在するものの、開発の幅が広がったという点は明るい話題だ。
「適合率の低迷」という不安要素はあるが、一部では「今後の遊技機市場は良くなる」といった意見も出ている。業界自体が、好転する可能性も十分にありそうだが……。
「パチスロ5号機の撤去によって、多くのホールが厳しい営業を強いられると考えられています。特に供給が不足している6号機の動向は心配ですよね。改善の兆しも見せてはいますけど。
10月からの消費税アップや、受動喫煙対策に掛かる費用など……ホール経営に影響を与える問題は非常に多いですよね。店舗数の減少を止めることは決して簡単ではないと思います」(記者)
今後も規制が強まっていくことが確実視されている現状。日本最大のレジャー産業パチンコは、どのような未来を迎えるのだろうか。令和元年の動向に注目したい。