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2019.07.04 08:15
パチンコ「確変」伝説の始まり……創造性とゲーム性が「最高峰の娯楽」をもたらした
文=大森 町男
確変を初めて搭載した機種は京楽の『CRフラワーショップ』がつとに有名であるが、ほぼ同時期にSANKYO『CRフィーバーウィンダムI』、三洋『CRミラージュナイト』、西陣『CRうちどめくん』、ニューギン『CRエキサイトロイヤル』、竹屋『CRノーザ』と5機種が発表されていた。スペック的には、ほとんどが3段階の大当り確率で確変突入率が1/5であったが、ほかが次回まで継続する1回ループのところ、『CRフラワーショップ』は以後2回の確変継続、いわゆる2回ループ機となっていた。その分、当然といえば当然だが確変突入率は2/15と低めに設定されている。
当初から2回ループ機が採用されていたことに軽い驚きを禁じ得ない向きもあろうと思うが、さらなる驚愕の事実を報告しよう。その事実とは、2回ループを初めて搭載したのは現金機であるということだ。CR機初期、狂乱の時代の代名詞でもある「2回ループ」の発祥が現金機であったとはパチンコの懐の深さを伺い知れるエピソードかもしれない。
その栄えある2回ループ第1号機はSANKYOの『フィーバーアタックGP』。この機種のスペックがまた魅力的で、大当り確率が1/248、金7図柄で大当りすれば以後2回の大当り、BIGで当たると次回大当りまで継続する確変機能を搭載していた。さらに、大当り後は確変でも通常でも保留連チャンまで併せもっている。クレイジーの一言である。
しかし、こんな狂騒も長くは続かない。射幸性の高いマシンが溢れ、依存症、子どもの車内放置などパチンコが社会問題化。そして1996年、社会的不適合機なるものを業界団体(日工組、日電協、日遊協、全日遊連)が定め、それに該当する70万台以上の機種を撤去することに決めたのである。
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