パチンコ戦慄の「革命」機!?「絶好調メーカー」の“強さ”に迫る!!
初めてこの機種を打った時のインパクトといったら、これまで打ってきたどのパチンコにもなかったほど強烈で、しかもこれまで味わったことのないまったく異質なものであった。
近年、高尾のパチンコはその演出設計において「カオス系」などと称されているが、高尾の演出は所詮パチンコの枠組みで行われていたカオスだったのだと本機によって痛感させられた。
この『CR FEVER LADY GAGA』がどれほど本人が関与しているのかは知るところではないが、たぶん「想像と破壊がテーマ」といったことがリクエストされたのだと思う。そしてSANKYOの開発陣は完璧なまでにこれに応えたのである。
しかも本機の演出のとてつもないところは、従来のパチンコから大きく逸脱しながら、よくよく吟味してみるとやはり「パチンコの演出」でしかありえない。
通常時は徹頭徹尾、理解不能な演出に畳み掛けられるのだが、実はこれは理路整然とした混沌であって、美しさすら感じられる。ここも高尾の演出とは一線を画する部分だろう。また、記号を記号として使用し、余白の意味を持たせない方法論であったり、この世界線に容赦なく群や金のパチンコの泥臭さを混入する手腕であったり、『CR FEVER LADY GAGA』は控えめにいっても革命機ではないだろうか。