新生パチンコの「謎」……業界で囁かれる「有力な説」とは
今までのパチンコといえば機種名に「CR」が付くものがほとんどであったが、2018年2月以降の型式試験から「P」という接頭語が付いている。
パチンコユーザーで馴染み深かった「CR」から「P」に変わったものの、未だにホールでは「CR機」と「P機」が混在して稼働しており、何が違うのかよく分からないという方も多いのではないだろうか。
2018年2月の新基準を境に「CR機」と「P機」が分かれるわけだが、その違いに出玉性能がある。
「CR機」は最大ラウンド数が16ラウンドまでとなっているが、「P機」においては最大10ラウンドまでに変更されている。これによって大当り1回につき最大2400発から最大1500発に変更された。
もう一つが設定機能の有無だ。従来のCR機は機種によって常に大当り確率は一定であったが、P機は6段階設定が認められ大当り確率に差を設けることが可能だ。
そして「CR」と「P」とはそもそも何かという点だが、「CR」に関しては「カードリーダー(Card Reader)」の略称であるという説が一番有力である。
有力である、というのは公式発表の記録が無く当時のパチンコ雑誌の見解である「カードリーダー」説が浸透したものだからだ。
プリペイドカードを購入して遊技するいわゆる「パッキーカード」に適応した機種を「CR機」と呼ぶという見解だ。