パチンコ新台『牙狼』“完全敗北”の危機!? 昼で「全て空き台」それに対しアノ「秒速マシン」は絶好調!?【超パチスロ星人の本音コラム】
■1時間あたりの平均出玉(諸説あり)
・『牙狼冴島鋼牙』→平均約8000発弱
・『 必殺仕置人 』→平均約12500発
『牙狼』のST中は高速変動でも遅く、発展せずの即当りがあるとはいえ、基本的に「99.9秒バトル」「キババトル」といったロングリーチを経由して大当りとなります。とにかく全体的に時間のかかる仕様で、これまでのシリーズ機と比べても段違いの遅さでしょう。
一方、『仕置人』はセールスポイントの1つに「秒殺V-ST」と掲げているように、ST中の爽快感が本機最大のポイント。その消化スピードは「SA25前後」、つまり1分間に平均25回転する仕様で、これは旧基準機に匹敵する速度だと言われています。
安定感でいえばオール10R(1500発)の『牙狼』に軍配が上がるでしょう。ただ、ユーザーの多くは安定よりも「“射幸性”を求めている」と、『必殺仕置人』の登場でより明確になったと感じています。
60%で10R(1500発)、40%で3R(450発)という『必殺仕置人』のST性能は良くも悪くも振り幅を作りやすく、継続率85%という高ループSTがさらに出玉の波を演出。偏り次第では簡単に万発を超え、全国出玉ランキングでも『牙狼』を圧倒しているようです。一撃出玉といえば『牙狼』のイメージが強かっただけに、この結果は残念でなりません。
ただ、スぺックの甘さは『牙狼』の方が“上”だということは念頭に置いておくべきしょう。ホールの扱い次第では、新規則でもっとも勝ちやすいマシンになってもおかしくはありません。
いずれにせよ、今年の夏は『必殺仕置人』『牙狼』の“二刀流”で乗り切りたいと思います。
(文=北斗轟)