パチンコ「超甘デジ」強力スペックに挑むも…… 「単発地獄」で戦場に散る!?
ちょいパチでもやはり慶次は慶次であった。
初代『花の慶次』で、突確→突通の逆ゴールデンコンボを喰らった影響からか、「慶次」シリーズとはすこぶる相性が悪い。とにかく連チャンしない。連チャン、爆発力が魅力であるはずの機種なのに。
そんなわけで、今回は捲土重来を果たすべく、リトル慶次、『ちょいパチ真・花の慶次N-K39』で巻き返しに出たいのであった。
本機はV確STで、STは40回。大当り確率が通常で1/39.99、高確率でも1/38.62と実質時短。しかし、継続率は約65.0%とちょいパチにしてはなかなか強力なものとなっている。一方、ST非突入時は時短5回となり、9回に1回引き戻せるかどうかといった内容だ。ちなみに、ヘソでの確変突入率は57%と微妙なところ。電サポ中なら必ずSTに突入する。
わりと本気で、そろそろ「慶次」をいてこましたらなあかんなとの思いが天に通じたのか、5回転で何やら液晶が騒ぎ始めた。緑保留からの連続予告が3回続き、セリフ赤、襖も赤、字幕も赤と赤系が連続出現。発展リーチはロング系と若干心許ないものの、ちょいパチなら十分やれる流れである。
ハズレ。
やー。
「やっぱりかい」と項垂れていると、次回転も液晶がにぎやか。連続演出が続き、金セリフも出て強ロングリーチ。直前のダメージがあるので、イマイチ信じきれない自分がいたが、慶次がやってくれました。見事大当りを獲得し、ST突入なるか、秀吉のご機嫌をうかがうのである。
この聚楽第ボーナスでちょっとした事件が発生。結果的にラウンド演出に成功しST突入を果たしたのであるが、RUSH突入時にふと上皿に目をやると、なんと半分ほどしか玉がないではないか。
実はこれ、画面に気を取られ、ずっと打ちっ放しにしているとえげつないほど玉を損するのである。聚楽第ボーナスは実質4Rなのだが、ST突入当否を告知するボタン演出時にはアタッカーが開いていないので、この演出展開時に打ち出しを続けているとまるまる出玉が削られることになる。