パチンコ32回転で簡単にヒットも……尖り切ったスペックに今日も四苦八苦
『ちょいパチ弾球黙示録カイジ3』
■大当り確率 1/39.9 → 1/29
■確変突入率 ヘソ:40%/電チュー:100%
■確変システム ST30回転
■時短システム 通常大当り後4回転
■賞球数 5&1&3
■ラウンド 1or4or5or8R
■カウント 9C
高尾と『カイジ』にしてはオーソドックスなタイプのスペックである。電サポ中の大当り割合を最大ラウンドにバカ振りしているものの、ST継続率はおよそ65%と連チャン性はおとなしめ。しかもヘソが5個戻し。優しみが感じられる。
高尾や「カイジ」ブランドにかぎっては、ちょいパチの概念に囚われることなく大いに自由を謳歌してほしいところであった。高尾といえば極〇仕様。『カイジ』といえば尖ったスペック。
この手のディテールにわけのわからないこだわりを見せる「うるさ型」は上記のような個性を見せたら見せたで、「そうじゃない」「わかってない」ととりあえず噛み付くモンスターパチンカーなので、私の言うことなど無視するのが一番である。誰が悪質クレーマーだ。
さて、実戦。32回転で最初のヒットである。しかし、たいした重要予告も発生せず、キャラ系リーチであっさり当たったので、いささか驚いた。
ところで、サザエさんの伊佐坂先生は何海つながりなのであろうか?
この疑問に気を取られたからか、次の当りは若干のハマリを持って迎えることとなった。ただ、今回も予告ほぼなしからのキャラリーチ。
ただのカオス演出を継承しているだけなのか、単純に手を抜いた感じなのか、演出バランスをミスってしまったのか、答えは定かではないが、なんというか盛り上がりに欠けるのである。
普段、「当たらないリーチなんかいらない」だの「無駄に長いリーチをどうにかしろ」などと、事情通ぶってがなり立てているが、この確率であっさりした演出が続くとちょっとテンションが下がるのだとの知見を得た。大当りという大団円に向かって熱気を高めていくことも必要なのである。