パチンコ「進化」が加速……大幅に見直された「近未来マシン」誕生も!?
2015年に発売された平和の『CRキャッツ・アイ』は、2つのメイン液晶が自在に可動する2in1ディスプレイを搭載。演出に合わせてさまざまな動きをみせてくれる。そして2017年に登場した大都技研の『ぱちんこ押忍!番長』。これは15インチ(?)の巨大液晶が回転運動するのである。
つまり、360度の可動域を実現したもので、揺れはもちろん、画面が縦に変化したりもする。このサイズの画面が見せる軽快なムービングの衝撃度はすさまじく、ある種の感動すら覚えるのである。
3Dや透過版など、液晶周りに関する機構や仕掛けは多彩であるが、今後のメイン液晶の可動性が高まってくるかもしれない。
ただ、『ぱちんこ押忍!番長』のように巨大な液晶を動かすには、パチンコに与えられた可動域が少なすぎるので、奥行きを使った前後への可動などが行われそうだ。
それとも、そのさらに上をいき、盤面構成が大幅に見直された「近未来のパチンコ」が誕生するかもしれない。
(文=大森町男)