パチンコ『シンフォギア』越えの傑作!? 『逆襲のシャア』がリーディングカンパニー「制覇」を強力に後押し……【激アツ新台実戦JUDGEMENT】
ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。
今回のピックアップマシンは鳴り物入りで登場した、パチンコ『PF機動戦士ガンダム逆襲のシャア』(以下、逆シャア)だ。
コンテンツの説明はもはや不要であろう。その存在がカルチャーにまで到達した「ガンダム」、その中でもとりわけ不朽の名作として名高い本編である。
その分、コアな原作ファンからは「世界観が……」「音楽が……」「役物が……」赤木春恵ばりの小言が聞こえてくるが、それもキラーコンテンツの宿命であるといえるだろう。
ましてや大ヒット機種『CRF戦姫絶唱シンフォギア』をバリバリに意識した台なのだ。そのへんの「比較されること」についてはメーカーとしても折り込み済みであろう。
「シンフォギア」を下敷きとしたうえで、どう「逆シャア」としての特性や利点、ブラッシュアップした部分を見せられるか、が肝になる。
その意味からいえば、スペックにおける以下の点に注目したい。
まずは、時短の振り分け。「逆シャア」では、電サポ回数に「99回」が追加された。1種2種混合機における99回は事実上の次回大当りを約束する回数である。つまりその時点で連チャン濃厚となるのである。
この時短99回の存在は非常に大きいと個人的には感じていたのだが、意外と残保留前に当ることが多かったりするのか、本機を初打ちしたファンがこのことについて言及するコメントをほとんど見られなかったことには正直驚いた。
この時短99回転は残保留での大当りで獲得することができる。つまり、電サポの残保留で展開する初当り後発展の「クライマックスアタック」は逆襲RUSH突入と同時に連チャンも確定する激アツゾーンなのである。
もちろん、時短1回の「逆襲RUSH獲得チャレンジ」で当る場合も多々あるが、約7割は残保留からのRUSH突入で、その場合、初当りを含めた3連チャンが約束される仕様は、高ループ機で常に単発に怯える私のようなプレイヤーには非常にありがたい機能で、この精神的安定感は強力な武器である。
次にRUSH継続率。「シンフォギア」の約80%に対して「逆シャア」は約82.2%と多少ながらアップしている。
ただ、「CR」の前者は最大出玉15Rで約1500発を獲得できたが、規制された「P機」の後者は最大出玉が10Rの約1000発と、わずかな継続率アップを差し引きマイナスに転じてしまう悪因とみなす向きもある。