パチンコ「新たな可能性」を積んだ爆撃機……「必打」すべき魅力的マシン!!
のちに確認したところ、ヘソ10%に対して電チュー60%とかなりの差で、やはり電チュー入賞時の2開放割合が高く設計されていたのである。
電チューが盤面左上部に搭載されている構造上、普通に打っていると玉はヘソ方向にも流れ、時短中でもヘソに入賞し、そのまま開放の抽選となってしまう。そしてヘソの9割が1開放なので、チャンスが減るのである。
そこで、電チューを狙いながらあわせてヘソへの入賞を最大限に防ぐ単発打ちが効果的となる。
ただ、注意してほしいのは1開放が抽選された時。2開放時は1回目の開放までわりとタイムラグがあるので少しくらい再度打ち出しに時間がかかっても充分に羽根開放に間にあうが、1開放は7セグ表示後すぐに羽根開放するパターンもあるので、「1」が表示された瞬間にすぐに打ち出しを開始しないと貴重なチャンスをみすみす逃すことになる。
そのリクスがあっても積極的に電チューを狙う理由がもうひとつ。実は電チューの開放で大当りすると必ず10R(実質9R)になるのである。
この出玉面でのベネフィットは非常に大きい。本機のラウンド振り分けは3R(実質2R)、5R(実質4R)、10R(実質9R)と少出玉域の割合が多くなっている。これはラッシュに出玉配分を割いた分のしわ寄せなので仕方がないが、ユーザーに「辛さ」を印象づけている要因でもある。
しかし逆にいえば、時短中のその恩恵を享受しない手はないわけである、ラッシュ中も同様に単発打ちが良いだろう。
ただ、20回と回数に余裕もあるので、時間や状況による使い分けも必要となる。もちろん普通に打っていてもラッシュの楽しみや破壊力は充分に味わえるし、本機のゲーム性はこれまでの時短付き羽根物とは違う面白さとなっている。