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パチンコ「レア度MAX台」ツアー敢行!今の時代……「旅打ち」は過去の遺産なのか!?

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 正月っぽいことをしようと思いまして、珍しい台・古い台を目当てに遠出しようかと。いわゆる旅打ちですね。旅といってもそれほど距離的な移動は伴わないので小旅行といった趣きではありましたが、久しぶりにキーボードで打ちこんだワードの響きになんだか浮足立ってきました。

 思い出に浸りながらほんのり懐かしいパチンコをのんびりと打つ。これぞ旅打ちですね。とはいってもこのご時勢です。詳しい場所などは控えつつ、筆を進めたいと思います。ちなみに、行った日は2019年中なのでいろいろと慮っていただければ幸いです。

 さて、いろいろ打ち散らかした旅打ちでしたが、町男の感覚では古くても、実際にはそれほど古くもなく、わりと導入店舗も多いような機種も散見されました。例えば『フェスティバルDD』。もう絶滅寸前かと思いきや、200店舗くらいで生き残っていました。

 このへんは『J-RUSH』の客層で、ホールの太客となる田舎の中高年の方が愛好している分、長生き率も高いのかなと推察するところです。スペックがわかりにくいからもっと残っていないと思っていました。2400発搭載機という部分もあるのでしょうか。

 で、ちょろっと打ったらなんかあっさり当てちゃいました。実は町男、旅打ち得意なんです。そういうと大勝ちしている印象を与えてしまいますが、まあ行って来いかちょっと浮いた程度。

 それでよく得意なんて言えたなとおっしゃる向きもありましょうが、旅打ちで赴くようなホールは基本、観光仕様でまともな勝負はできない調整です。その中でいろいろ打ってすぐに当てて収支がトントンになるなんてかなり難しいのです。

 旅打ちで古い台、珍しい台を打つ際は「お布施」と表現されるように、勝ち負けは度外視というか高確率で負けるものなのです。こちらとしてもこの環境を維持してもらいたいので、あえて負けにいっているようなメンタリティもそこには存在します。

 思いがけず出た場合には、全然回らなくてもドル箱半分くらいはなくなるように打ち続けたり、持ち玉がなくなるまで他の台をいろいろ打ち回ったり、自主還元します。これは町男なりの感謝の意であり、お作法ですね。

 あと無駄に粘らない。珍古台設置で有名な店ともなると、それを目当てにさまざまなファンがそのホールに集います。中には今日、いまこの時間、このタイミングしかない人もいて、そんな人が目当ての台を打てないとなると、同じ珍古台愛好家として慚愧に堪えません。

 ある旅打ちツアーでパチスロの珍古台が豊富にあるホールに行ったのですが、目当てのひとつである台を打ったところポコポコ当りを引けるので、「これ高設定くさい」と思いある程度楽しんだのですぐにその台を離れたのですが、次の客がその台を打って同じように高設定だと思ったのか本気でブン回し始めた時には殺してやろうかと思いましたね。

なんかだいぶ筋違いの思い出話になってきたので話を元に戻しましょう。今回の旅打ちで町男的に目玉となる機種は残念ながらなかったのですが、『CR絶狼』甘、『CRシャカンナー』甘、『怪談ぱちんこ CR稲川淳二』甘、『南国育ちinハワイ』甘、『CRA壇蜜先生with BE-BOP』など、なかなかに興味深いラインナップを組み込めました。

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