パチンコ“けじめ打ち”敢行!「RUSHをジャッカル」して去年のやり残しを清算できるか?
「今年の汚れ、今年のうちに」
年末になると思い出すコマーシャルのキャッチコピーである。掲載日的には2020年に突入しているが、2019年の年末にやり残したことを思い出し、正月休暇で人があふれかえるホールに出向いたのである。
やり残したこと。それはどうしても大当りさせたい機種があったのである。その機種は、楽器ケースの中に身を潜めて国外逃亡を図ろうとするほど積極的ではないものの、機会があればハンドルを回し、その実力を確かめようと試みた。
しかしながら、いっこうに大当りせず。いわゆる4大激アツ的な演出が出現しようとも、強めの演出を積み重ねようとも、ボーリングの球がピンの横を通り過ぎ、プレイヤーの心情を描写したグレーの画面が薄ぼんやり映し出されるのみである。もうどうしたら大当りするのか、むかっ腹ターキーであった。
そこで、年末進行も一段落し、スケジュールに余裕のできた日にその機種を当るまで打とうと思い立った次第。もうすでに「正月調整」に入っているような時期で。条件的にはなかなか厳しいが、2000ハマリも覚悟のうえで、くだんの宿敵に挑んだのである。
『CRボウリング革命 P★LEAGUE』
小当りRUSHを搭載したミドルタイプで女子プロボーラーをフィーチャーした異色のマシンである。特に目を引くのが、RUSH突入タイミング。6R確変大当りの一部で規定回数消化後にRUSHに突入する仕掛けが施されており、初手でRUSH突入を逃しても期待感が持続するようになっているのである。
もちろん王道となるのは16R確変獲得によるRUSH突入。2000発と期待値約940発の小当りRUSHによって一気にまとまった出玉を獲得できるチャンスとなる。
しかしながら、初当りでRUSH突入を逃してしまう。「いままで当たらんかったのなんなの?」と拍子抜けするような、早い回転数から大当りをゲットしたまではよかったのであるが、50%を仕留め損なう。
一応、目標となる「大当り」は達成したのでやめてもいいのだが、小当りRUSHも体感したい。次の大当りに向けハンドルをひねるが、こうなると相性の悪さが重くのしかかる。
次の当りはけっこうかかりそうだなと内心びびりながらの続行であったが、なんと時短抜けてすぐに大チャンスが到来!