パチンコ「圧倒的」な時短性能……「爆発的な連チャン」パワーを秘めた印象深い「名作」
初めに思ったのは、「ずいぶん奇抜なセル図だな」である。
バットで打たれた瞬間の野球ボールとアメフトボール、そしてバスケットボール。機種名にある『スタジアム』からのイメージだろうが、紺を基調とした背面の妙な暗さとそれぞれのボールの後ろに描かれたギザギザの吹き出しのようなイラストカット。
そして何より、バスケットボールの中央あたりに搭載された黒い部品が「目」のように見えて、雑誌『ムー』な印象を感じたのである。
好奇心にかられ打ち出すとこれがなかなか面白い。演出自体はシンプルだが、軽快なBGMにあわせてテンポよく回る小気味よさと、リーチ図柄の手前でコマ送りになるいまやドラム機の定番リーチなど、ドラム好きの血が静かに沸騰する、あの感じが沸き起こるのである。
ちなみに、この時代のドラムは中ラインの上下段を潰された3ライン有効のタイプも多く、特にSANKYOはこの3ラインを好んで採用していたように思う。
ただ、この『パチパチスタジアム』が本領を発揮するのは大当りしてから。これまではほんの序章にすぎないのである。
本機は一般電役で、『フルーツパンチ』や『ポップカルチャー』などの例外はあるものの、基本的には、高い大当り確率と大当り中も抽選を受けられるという特性を利用した「自力」で連チャンを目指すゲーム性となっている。
しかしながら、この『パチパチスタジアム』には時短機能が搭載されていたのである。しかも今のような回数を規定する類のものでもなければ次回大当りまで継続するタイプでもない。羽根物『ボンバーキャット』のような仕組みなのである。
大当り後、ドラムの上にあるミニデジタルで時短突入抽選が行われ、ここに「F」が表示されると時短に突入。以後、大当りするたびに発生するデジタル抽選で「―」が出るまで時短が継続するイカれたシステムとなっているのである。
ミニデジタルの停止図柄はF、□、□、―の4種類。これが見た目通りの確率で出現する。つまり、時短突入率は1/4。停止条件の―も出現率は1/4。一度時短が始まれば75%で時短がループすることになる。
PICK UP NEWS
Ranking
11:30更新【新台パチンコ『転スラ』実戦】突入時に◯◯を押せば「ST or 時短」が判別できる⁉
閉店後に「パチンコ全台RAMをクリアして」波が変わる?オカルト作業で無駄な労力と時間を使わされた日々
過去のトラブルを話題にするファンも… 「パチ屋の裏研修」メンバー突然の脱退にファンも「一番好きだったのに…」など悲しみの声!【パチンコ・パチスロ話題のNEWS】
- 「黙っていた真実を話します」…あのパチンコホール店長が“業界の闇”について言及し話題に!
- ギャラは「女性演者の半分以下」? 超大御所パチンコライターの“ゼニ事情”が話題!
- AIがあなたの牌譜を解析し、最適打牌を提案。雀力向上をサポートします。
- パチンコ「ヴァルヴレイヴ2甘の遊タイム」が発動しない? 潜伏確変・ヤメドキに迫る!!
- 元パチンコ店長が語る「ファン感謝デー」に関する”極秘”情報⁉
- 【速報パチンコ新台】1時間「6万発」達成モンスター史上最強へ…「本物のLT」実現!?
- パチンコ店名物オーナー「ひげ紳士」知られざる過去が明らかに!? 壮絶な経緯に「感動」する視聴者が続出
- 【パチンコ業界】「いらない台を買わされる」「業界の衰退を促進」大手販社の“機歴販売”に業界の重鎮が物申す!