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パチンコ新装初日に起きた「珍事件」!? 新人スタッフを襲った「悲劇の黒幕」は…

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 この日は、私が教育係をしている新人スタッフも出勤しておりました。真面目で仕事を覚えるスピードも早く、ほとんどの対応を一人でこなせる子でした。無論、まだ分からない仕事がありますので、困ったら私が助けに行って指導していたのです。

 そんな新人スタッフが、パチンココーナーからお客様に呼び出しを受けて対応へ向かいました。私はその様子を遠目から見守っていたかったのです。しかし、この日は大型入替という事でお客様も多く、新人スタッフを気に掛ける余裕がないほどに忙しかったのです。

 仕事のできる子だったので「問題ないだろう」と思っていたのですが、いつまでたっても対応が終わらない様子。私は、心配になって現場へと向かったのですが…。

 そこには怒り狂うお客様と、半泣き状態でトラブル対応を行っている新人スタッフの姿があったのです。

 私は慌てて現場へ向かうと、お客様から「この台痛くてまともに打てねーぞ!こんな不良品置いてんじゃねえよ!」とキツイ口調で言われました。

「痛くて打てないってどういう事だ?」と状況を呑み込めなかった私は、直ぐに新人スタッフから事情を伺ったのです。すると、「お客様からハンドルから電流が流れて痛くて遊技できないと言われたので、ハンドルに不具合がないか確認したんですが…。何をやっても直らなくて、お客様が怒ってしまいました」との事。

 試しにハンドルを触ってみると、バチっという音と共に強烈な痛みが私の手を襲ってきました。「軽い静電気だろう」と思っていただけに驚きました。これではとてもハンドルを握れませんし、お客様が怒るのも無理はありません。

 ハンドルを直せずにいる新人スタッフへの苛立ちも相まって「妙な電気流して遠隔やってるんだろ!」と、強い口調でまくし立てておりました。更には「いつも特定の常連ばかり出しやがって!」という根も葉もない事を言う始末。もはや怒りは頂点へと達していたのです。

 実は、私はこの時点で「トラブルの全貌」は分かっておりました。それは後述いたしますが、とりあえずは「これ以上お客様を待たせるのはまずい」と思い、直ぐにハンドルの問題を解決してお客様へ台を開放したのです。すると「なんだ、そんな早く直せるなら最初からお前に頼めばよかったわ」と、トーンダウンして下さり、大事にならずに一安心したのでした。

 今回のトラブルは、遊技台に付属されている「アース線」を島に接続していなかったのが原因です。角台の近くにある吸い殻を回収するモーターの電気が、ハンドルを伝って流れてしまっていたのでしょう(ホールが全面禁煙となる前の話です)。

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