パチンコ『P真・牙狼』に続く改革!? 「時速600回転」マシンも弱点克服で再臨か
魅力的なスペックでありながら「決定的な短所」がある事によって、人気機種になり損ねたマシンはこれまで数多くある。
その代表的な機種といえば、サンセイR&Dの『P牙狼冴島鋼牙XX』だ。本機は80%の継続率かつ電チューの大当りが全て約1500発獲得できる。まさに『牙狼』の名に恥じない出玉性能。導入前から「一撃に期待できる」と話題になっていたのだが…。
蓋を開ければ「出玉スピードが極めて遅い」という点がネックとなり、人気機種の仲間入りを果たす事が出来なかった印象。「3万発出たけど約4時間掛かった」「時間に余裕がないと打てない」など不満の声が相次いだ。
背景には出玉規制などの事情があったのかもしれない。ただ、仮に本機に出玉スピードが兼ね備わっていたら、同じ結果にはならなかったのではないだろうか。
当然ながらそれはファンも感じた事であり、同社も強く意識していたのは明白。この流れで登場した最新作『P真・牙狼』は、前作の短所を一新した仕上がりで早くも話題だ。
さらに遊タイムや突然時短といった複数の時短性能を搭載。STの継続率は約84%とシリーズ屈指の連チャン性能は健在だ。これらに改善された出玉スピードが加わると考えると、前作以上に期待が高まるのは必然だろう。
出玉スピードという弱点を克服した『牙狼』。すでに「非の打ちどころがない仕上がり」と太鼓判を押す関係者もおり、多くのファンが10月の導入を心待ちにしているだろうが…。
スペックに大きな期待が寄せられているのは『P真・牙狼』だけではない。シリーズの後継機とは別次元の楽しみ方ができる「もう一つの牙狼」にも熱い視線が注がれている。
「正統後継機ではありませんが『P牙狼コレクションMA』の仕上がりに期待しているファンや関係者は多い印象ですね。前作の『P牙狼コレクション』は、6段階の設定付きで時短がなく、パチスロのAタイプを彷彿とさせるスペックで大きな話題を呼びました。
大当り確率の差を活かしながら、『出玉の波』を目的にした仕上がりです。さらに『ヘソが広くてAじゃないか』というキャッチフレーズの通り、通常時は他機種と比べても格段に回りやすく、『時速600回転』が売り文句でした。