パチンコ店「極悪な珍事件」が発生!? カメラに映し出された「堂々たる犯行」に驚愕…
パチンコ店は不特定多数のお客様が集まる場所です。故に常識では考えられない行動をとる方も中にはいらっしゃいます。
負けた腹いせにトイレなどの共用部を汚して帰る方。遊技台を殴打する、または傷を付ける方など、ホール店員だった頃は実に様々な非常識な行動を目の当たりにしてきました。
中には高所で作業していたスタッフが、ちょっとその場を離れた隙に脚立を盗まれた、なんてこともありました。陰湿な行為も度を越えてしまうと、ホール店員の業務に支障をきたしてしまうので止めていただきたいのですが…。
そういった事すらもかわいく見えてしまう「大事件」が起きたことがあったのです。
ある日、閉店後にカウンターの作業を行っていたスタッフから不可解なインカムが入りました。
「5玉のお菓子の在庫が全然足りません」という報告があったのです。
当時勤めていたホールでは、毎日閉店後にお菓子の在庫数と出品数に相違がないかチェックしておりました。在庫数に誤差が生じた際は、景品を渡した際の入力忘れか、入力したけど渡していなかったなどの人為的なミスが考えられます。
カウンターのスタッフに話を聞いてみると、どうやら「5玉のお菓子が10個足りない」との事でした。ここでの5玉は4円パチンコ換算であり、20円スロットならば「1枚」、1円パチンコならば「20玉」で交換できるお菓子の事です。
普通に考えて、10個もの誤差が一日で起きる事はまずありません。多い日でも2~3個程度です。ましてやこの日のカウンターは百戦錬磨のベテランが務めていたので、「カウンター側のミスではないはず…では一体!?」という疑念が生まれたのでした。
考えたくもありませんが、カウンターが無人となっている際に「お客様がお菓子を持ち去ったのでは」という可能性は否定できません。私は怪しい動きをしているお客様がいないかモニターでチェックしました。