パチンコ台ひっくり返して「確変が消滅」! 「最高の楽しみ」を奪った“超ミス”に絶句!!
パチンコ屋で遊技していると、時には想像を超えた珍事に出くわす事もあるでしょう。
私の場合はパチンコ歴20年選手ですから、それはもう沢山の修羅場や珍事件に出くわしてきましたよ。ドル箱泥棒に遭遇したり、開店後の台取り合戦で取っ組み合いの喧嘩にまで発展している現場も目撃しましたね。
店員さんのミスを目の当たりにする事も多いです。ホールでよく世間話をするパチ仲間のマダムと隣で仲良く打っていたある日。確変を引いてご満悦だったマダムの台にエラーが発生しました。
おそらく玉が払い出されないエラーだったと思いますが、対応にきた店員さんがいつまでたってもエラーを直せずにいたんです。「何か重大なエラーなのかしら」と心配そうに話すマダムに「大丈夫でしょう。きっと直してくれるよ」と励ましの言葉を投げかけました。
しかし、5分、10分と時間が過ぎても一向に直る気配がありません。店員は困り果てた様子で「今の状態だと直らないので、電源を一回落としてもいいですか?」とマダムに提案してきました。
「電源落としたら確変消えちゃうんじゃないの?」と不安になるマダム。それに対して「確変は残りますから大丈夫です!」と返答していたので、「それじゃあ」とGOサインを出したのでした。
その後は台の裏側を分解して激しく叩いていました。更には枠から取り出してひっくり返したりと、今まで見たことのない対処法を行っていましたね。状況から察するに、台の内部で玉が詰まっていたんでしょう。ポロポロと数玉が床に落ちていたので、どうやら詰まりは解消されたようでした。
外した台を取り付けて再び電源を立ち上げる店員さん。「お待たせしました」と安堵を浮かべる彼の顔は、みるみる青ざめていく事に…。
なぜならば、画面に映し出されていたのは確変ではなく「通常時」だったのです。
「確変が消えてるじゃないの!」と怒りを露わにするマダム。「大丈夫って言っていたのにどうしてくれるの!」と店員に問い詰めたのです。
私が同じ立場だったらマダム以上に怒り狂っていますね。当たり前です。パチンコにおける最高の楽しみを奪われたんですから…。
「申し訳ございません!」と何度も謝っていましたが、どれだけ頭を下げてもマダムの確変は戻って来ません。「直ぐに責任者へ報告しますのでお待ちください」と言って、店員さんはその場を離れました。
数分後、その店員さんはスーツ姿の人物を連れて再び登場。どうやら店長さんのようで、マダムに対して丁寧な物腰で謝罪の意を伝え、次のように話したのです。
「出玉に関してはコチラの方で○○〇〇玉を補償させていただきます」「どうか補償分でご納得いただけないでしょうか」と。マダムも「分かったわ」と承諾して本件は幕を閉じたのです。
原因に関して私は詳細を聞いておりませんが、この店員さんの不注意だった可能性は間違いなく高いと。本人としても忘れられない超ミスだったと思っております。
店員さんも人間ですからミスするのは仕方のない事です。ただ、自分だったらと思うと震え上がります。こういった、取り返しのつかないトラブルだけは招かないようにしていただきたいですね。そう感じたエピソードでした。
(文=堀川 茂吉)
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