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パチンコ語り継がれる「不朽の名作」と初対面!「全てのハネモノの始祖」の実力は“本物”だった!!

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 こんにちは電撃しらっちです。

 今回もまた「レトロパチンコの時間」がやって参りました。

 しかし今回はレトロゲーセンではなく古き良きパチンコ、特にハネモノを多く所有する方を知人から紹介して頂き、プレイさせて頂きました。

 機種は平和のハネモノ『ゼロタイガー』です。その道では有名なレトロ台コレクターの知人が何人かいるのが幸いです。

 この『ゼロタイガー』。ハネモノを語るにあたり、決して外すことのできない1機種であります。

 なぜならこの『ゼロタイガー』こそが「全てのハネモノの始祖」であり、「元祖ハネモノ」だからです。

 平和がこの『ゼロタイガー』を生み出さなければ、全てのハネモノは世に姿を現す事はなかったのかも知れないのですから。正に不朽の名作なのです!!

 では軽く説明を、賞球はALL13、盤面下部の1,2と表示されたチャッカーに入賞すると羽根がそれぞれの回数開き、羽根に拾われた球が役物内の『V』ゾーン入ると見事大当り。

 大当り中は羽根が1R18回、最大8Rの継続、この基本を生み出したのが何を隠そうこの『ゼロタイガー』なのです。

 それ以降は他メーカーからも多くのハネモノが登場し、全国のホールを席巻していく事になります。

 後の三共『フィーバー』が世に出るまではハネモノの天下が続いた訳です。『フィーバー』に関しては、また別の機会に取り上げさせて頂きますが。

 しかしながらこの『ゼロタイガー』ですが実は私、実機を目の当たりにするのは初めてなのですね。

 ホールで見たことは勿論、打ったこともないのです。『ゼロタイガー』が販売されたのが1981年、私がパチンコ店に入り浸るようになったのは1990年前後だったもので。正直、何の思い入れもなく馴染みもないのです。

 しかーーーし!「ハネモノの元祖」というからには触らずにはおけないでしょう。

 では実戦開始です。内心は正直「何か古くさっ」と少し馬鹿にしていたのですが…。

 打ち出すと早速チャッカーに球が入り羽根が開きます《ブーン♪》とよく分からない機械のような音ですが何だが味があります。何度か羽根が開きやがて羽根に拾われた球が、羽根からダイレクトにVゾーンに飛び込みます。

「おお、こんな感じで入るのか!?」と少しだけ感動しました。

 大当り中もメロディー等はなく《ジリジリジリジリ~~♪》と効果音が鳴り続けるばかりです。※相変わらず活字では臨場感や雰囲気など伝わりにくいですがご了承ください。

 R間のインターバル等もないためV入賞するとスグさま次のRに移行します。
本当にあっさりと、淡々とした感じで進み、スゴくシンプルなのです。非常に味わい深いものがありました。

 なので、ごめんなさい!!謝ります!!
 やはり元祖ハネモノは偉大でした!
 面白かった!

『ゼロタイガー』がなければ同じ平和の名機『ビッグシューター』や、僕の大好きな『マジックカーペット』、他の偉大な名機たちもなかったかも知れないと考えるともうこれは「平和様様」なのです。

 その平和といえばハネモノ全盛期以降も『ビッグシューター』の後継機や、『ポチッと一発おだてブタ』、『トキオデラックス』などの名機を送り出していますが、これからもまた面白いハネモノが生み出されてくることを願って止まない今日この頃です。

(文=電撃しらっち)

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