パチンコ店の「暴力行為」連発ニュースで思い出す「苦い記憶」… 閉店後まで続いた“攻撃”とは
衝撃的なニュースが報じられました。
パチンコ店での強烈な映像が公開。パチスロ機を激しく蹴りつけ、その後も思い切り殴りつける男性の姿が確認できます。さらにはエレベーターの中でも壁を強く蹴りつけ、駐車場でもコーンを蹴り上げるという…暴力行為を連発していたのです。
言葉がありませんでした。店舗の方も「ここまでの行為をする方は初めて見た」と驚いておりましたが、私も経験がありません。これは本当に許せませんし、台も可愛そうです。こういった迷惑行為が、なくなることを祈るばかりでございます。
このニュースを見て切ない気持ちになりましたが、同時に忘れられぬ「苦い記憶」も甦ってまいりました。
これまでもお話させていただいた通り、パチンコ店で働いていると「迷惑行為」に遭遇することが多々あります。お客様から「出ないぞ!」「金返せ!」と強い口調で攻め立てられることや、遊技台の故障にも繋がる行動を止めたこともあるのですが…。
“アノ時”の「迷惑行為」も忘れられません。
お客様の閉店後まで続いた“攻撃”は、我々ホールスタッフを圧倒しました。思い出すだけで嫌な気持ちになってしまう…警察への連絡も視野に入れるくらいの、強烈すぎるものだったのです。
その日は何のトラブルもなく、平和な時間が過ぎておりました。平日で比較的お客様は少なかったのですが、見慣れた常連様や感じのいい陽気な方などが来店され遊技をされていたのです。
中には不機嫌そうにされている方も。当然ながら、来店された方全員が気分良く遊技できる可能性は低いと申し上げざるを得ません。だからこそ、イライラしている方も少なからずいらっしゃるわけですが…。
その中で“異様な空気”を醸し出しているお客様がいたのです。目は血走り、今にも怒鳴りだしそうな雰囲気。修羅の如き険しい表情をされておりました。遊技台を叩いたりはしておりませんでしたが、「もしかしたら?」と思ってしまうほどに鬼気迫る“危険なオーラ”を発していたのです。
その後も注視しながら接客や清掃を行っていたのですが…。ついにお客様の“攻撃”が始まってしまいました。