パチンコ万人に優しい名機… 保1での連チャン率「約20%」の激アツ!!
読みづらい漢字タイトルも話題になった名機?
今回のレトロパチンコは先日の広島ホールで少しだけ遊技した平和の『舞羅望極Ⅱ』(1990年)です。ではいきなり質問ですが、この遊技機タイトルは何と読むのでしょうか? 正解は(ブラボーキワメツー)と読みます。
「何だそりゃ?」と思われるかも知れませんが、ブラボーは当時の平和デジパチの冠名的なもの。三共のデジパチは現在もほぼ全ての機種にF(フィーバー)の冠名が付きますよね?
昔は三共以外も同様で、平和の『ブラボー』、西陣の『ルーキー』、三洋は『パニック』等々、冠名というべきものがあったのです。とはいえ、現在はデジパチの生みの親である三共以外の冠名はほぼ消滅しているのですけどね。
しかし流石にこの極Ⅱのタイトルは当時としてもヤンキーが書いた当て字のようだと話題になったそうです。私自身も極Ⅱを見かけた記憶はあるのですが、打った記憶となると曖昧なのですよね。
万人に優しい仕様で人気に!
賞球は7&13で大当り確率は約1/242。デジタル図柄は色々とあるのですが、大当り図柄は3、7、松竹梅揃いの3種類のみ。10カウントの最高10Rまで継続しますが、出玉は調整によりかなりの差が付きます。
本機は当時における旧要件機で、アタッカーからサイドのおまけポケットに玉を散らし出玉を稼ぐタイプ。そのアタッカーがチューリップになっていたのも特徴的でした。
この時代のデジパチはアタッカー周りの調整次第で本当に大きく出玉が左右され、同じ機種でもホールにより個性がありました。スタートを上げる代りに大当り出玉が少ないホールもあれば、その逆もあります。出玉を極限まで増やし1回交換にするホールなど様々でした。
この機種もその特色が出やすく、出玉も2000~4000個と実に開きが大きかったようです。ただし過剰に出玉の多い調整には要注意。アタッカーに入賞する玉が少なくなる分、パンクの危険性も高まります。
当時のデジパチはラウンドごとのV入賞が必須で、入賞を逃すと平気でパンクしましたからね。羽根モノ同様に毎ラウンドV入賞にドキドキする訳ですが、出玉の量が羽根モノの比ではありませんからね。
もちろん羽根モノほど頻繁にパンクする訳ではありませんでしたが、それでも中々V入賞してくれずハラハラさせられることは多々ありました。
デジタル自体にはこれといった特徴もなくシンプルそのものでしたが、最大の特徴といえばこの頃のデジパチの定番でもあった保留玉連チャン。特に保1での連チャン率は約20%と激アツでした。
極Ⅱは幅広い層に支持されたデジパチでしたが、その要因となったのが万人に平等という点でしょうか。他の保留玉連チャン機は特定の打ち方で連チャン率をアップさせる等の手段を持つものも多かったのですが、それで割を食うのがいわゆる素人たちです。
当時は特にそうですが、おいしい目を見るのはその道に長けた玄人まがいのパチンカーばかり。そういった仕組みを知ると知らないでは大きな差が付きましたからね。そういった面で一切の攻略要素を持たない本機は、幅広く受け入れられたのかもしれません。
後に向かえる誰もが平等なパチンコ機の先駆けともいわれる『舞羅望極Ⅱ』。今回は僅か10分ほど回しただけで良いも悪いも分からないような実戦でしたが、次の機会にはもう少しじっくりと堪能したいと思います。
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