実に四半世紀ぶり…パチンコ「伝説の名機」が完全復活! 伝統のシリーズ機でその迫力を確認!
平成の名機がついに復活!
アムラー、オヤジ狩り、プリクラ、ストーカー、へそ出しルックにジベタリアン。1996年の流行語を並べれば当時の時代感がわかるだろうが、確変1/2ループながら妙な爆発力と多彩な演出で約40万台の大ヒットをマークした『CRモンスターハウス』もこの年に登場した。
過激な2回ループの影響でCRデジパチ機に規制が入ったなかでファンから圧倒的な支持を得た本機。大当り確率が1/367、確変突入率・継続率ともに50%、確変終了後に100回転の時短と、いまなら確率の悪い確変ループといった印象で、特別甘い機種でもなかった。
しかし、「ツルツルアクション」と呼ばれる連続予告や大当り判別、プレミアム演出のゾンビの手など演出要素がヒットの大きな要因でもあった。特に再抽選は法則性があり非常にアツくなれたのである。
また、電チューの賞球が5発なので台の状態によっては確変中に止め打ちをすることで出玉を増やせるといった技術介入要素もポイントになる。
そんな伝説の名機がP機の時代に復活する運びとなった。竹屋はこのたび新機種『P NEOモンスターハウス』の発売を発表。実に四半世紀ぶりに『モンスターハウス』の名が復活するのだ。
遊びやすい確率ながら怪物の遺伝子を感じさせるスペック
大当り確率は1/319.69のミドルタイプで、確変突入率が50%、確変継続率が75%のV確ループを搭載している。通常大当りでは100回転の時短が付与され、初当りの半分や右打ち中の確変終了後も電サポで引き戻しを期待できるようになっており、それを含めた確変突入率は約61%、確変継続率は約82%だ。
また、本機にはC時短、つまり突然時短が搭載されており、通常時からいきなり100回転の時短モードに突入するパターンもある。C時短の抽選確率は1/648.87で、「ミイラ男・ドラキュラ・魔女」の停止出目、いわゆる「ミ・ド・マ」を契機としている。
右打ち中は10ラウンド1350発が大当りの半分で獲得でき、上記のトータルループ率約82%と合わせ、初代に勝るとも劣らない出玉力を見せてくれるはずだ。また、今作では「おばけ役物リーチ」や女の子キャラのリーチなど新演出が多数用意されているのも注目ポイントのひとつとなっている。
ちなみに、『モンスターハウス』と完全に名称を継承したのが26年ぶり、というか初代以来だが、『モンスター』を冠するシリーズ機は『オーケストラ』『ビレッジ』『キャッスル』など多数存在する。
なかでも『ミニミニモンスター』は4代続く「モンスターシリーズ」の中核で、P機初のモンスターシリーズもこのタイトルになる。『Pミニミニモンスター4』がそれだ。
『ミニモン4』はライトミドルと甘デジタイプの2スペックで展開。どちらも6段階の設定付きで、右打ち中の確変割合が85%と高いうえに最大ラウンド比率の高さも目立つバランスの取れたスペックとなっていた。
それでも、ライトミドルは最大比率が70%と出玉感を、甘デジタイプは100回転のST継続率が最大約80%と連チャン性を、とそれぞれ武器が異なるように設計されており、ゲーム性の違いを楽しむことができるのである。
遊びやすい確率ながら怪物の遺伝子を感じさせるスペック性も堪能できる『Pミニミニモンスター4』。その面白さはミニじゃない。