パチンコ新台『消されたルパン2022』JUDGEMENT! 当時の記憶が蘇る大ヒット機の復刻盤は好評?
「ビッグタイトル」復刻版の評価は?
ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、パチンコ界にアニメタイアップを根付かせたオーソリティマシンのシリーズ機種でも10万台を売り上げた大ヒット機種がP機時代に蘇る『Pルパン三世 消されたルパン2022』(以下消さルパ22)だ。
復刻元となる『CRルパン三世~消されたルパン~』は、安定感のある次回ループタイプの確変システムを搭載しているが、突確・潜確といったモード移行や右打ち中の大当りは必ずカウントアップボーナスになるなど、スリリングなゲーム性であった。
その一方で、マックスタイプの『394ver.』は82%という高い確変突入率による安心感が備わっており、今回の『消さルパ22』では確変突入率・継続率ともに高い割合を誇りながら突確や潜確が搭載されていないポジティブな面のスペックが継承されている。
突破や50%振り分けが主流のゲーム性において、初当りから連チャンを期待できるという面においてミドルタイプ最高峰の機種と言えよう。「まったり打てる」「遊びやすい319」といった声が聞かれる所以である。
その反面、現在の出玉競争(狂騒)からは外れた性能となっているので、イマドキのパチンコ機が好きな打ち手からはちょっと物足りないスペックではある。
時短引き戻し込みの継続率が約84%とはいえ、1500発は右打ち中の半分。残りの確変は2・4・6・8と2ラウンド刻みの振り分けが存在するが、もっとも割合が多いのが最小の2ラウンド。しかも電チュー時の2ラウンドはショート開放なので実際はよくて50発ほどしか獲得できないようになっているのだ。
さらに、通常大当りはすべて2ラウンド。この辺は元祖の「GOLDEN TIME」を再現しているので仕方がないが、そう割り切れるファンでないと楽しむのが難しいかもしれない。
穏やかとはいっても「P機のポテンシャル」は絶大
もちろん、ツボにハマった時にはかなりの鋭さを見せることも。「63連チャン」「一度のチャンスで6万発」といった出玉報告が確認できる。穏やかとはいってもP機のポテンシャルは絶大なのだ。
さて、演出面も元祖を忠実に再現しているともっぱらの評判であるが、逆にいえばこっちも『消されたルパン』だからと「割り切れる」ことが必要そうな評価が多い。金や虎柄を大胆に外していく”えげつなハズレ”があるからだ。
特に「ストーリー系リーチ・信頼のカタチ」、いわゆるステルスリーチの弱さは折り紙付きで、緑ICとともにそれまでの流れをすべて台無しにすると当時も評判であった。
こういった所業を「懐かしい」と思えるもの復刻版の醍醐味ではある。しかし、リメイクパチンコはやはり非常に難しいという印象を本機によってさらに植え付けられた感じがする。
「昔のをそのままやれ」と言われ、言葉どおりそのままやると「手抜き」と罵声を浴び、新規の要素を加えると「余計なことするな」と罵られ、人気があったらあるほど思い出補正との戦いを余儀なくされる。
費用や期間など開発面のメリットは大きそうだが、偉大であればあるほどハードルも高くなる。ホールとファンの意識から『消されたルパン』とならないようにしたいところである。
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