パチンコ「大当り中で放置」された台を拾う…思わず目が点になった仰天エピソード!!
「負けた後の最後の一発逆転狙い」で打っていたパチンコ
今回のレトロパチンコは久々の一発台で、三共『スターライトⅡ』(1989年)をちょっとした思い出と共にお届けします。このスターライトは1985年に登場した一発台の歴史的名機『スーパーコンビⅡ』の後継機。
スーパーコンビといえば昨年にも一撃7500発が魅力の『Pスーパーコンビα7500』がリリースされており、正に一発台の代名詞ともいえる存在としても知名度は高いマシンですね。
3つ穴クルーンの中央手前穴に入れば大当りだったコンビですが、ライトでは右穴が大当りという仕様に。他社のクルーン機も中央が主流だったため、中央に入ったのに何も起こらないというのは中々の違和感がありました。
よって玉が真ん中に吸い込まれ思わず『クソっ! コンビだったら大当りなのに! 』と叫んだ当時のパチンカーは非常に多いでしょうし、中には『何で大当りにならないの!? 』と思った方もいたと思います。
羽根モノを主軸に一発台、デジパチ、そして時にはパチスロという立ち回りでした。一発台は「負けた後の最後の一発逆転狙い」で打つことが多かったのですが、何せ不思議なくらい相性が良かったんですよ。
今になって思うのは「当るか有り金が尽きるまで突っ込むような全つっぱスタイル」でなかったのが功を奏しただけだと思うのですけどね。まぁ、ただ単に資金が乏しかったのもありますけど。
え!? と思わず目が点に!仰天エピソード
やはり当時は「熱くなってとことんまで打ち切る」といったパチンカーが多かった印象ですからね。そして今回のエピソードも、どこか怪しい風貌のパチンカーがしのぎを削っていた如何にも昭和という雰囲気のホールでした。
当時から抜け目だけはなかった私。その日も程よく負けて一発台を1000円だけ打って帰ろうと思いシマを徘徊していたんです。もちろん釘の良し悪しなんて分かりませんから、頼りは何となくの直感だけです。
すると非常に違和感のある1台が目に飛び込んできましてね。何と右のチューリップが開いていたんですよ。顔を近づけ確認しますが、やはり間違いありません。そしてこの右チューリップが開いている状態というのはスターライトでいえば大当り中なのです。
そしてこの大当りの穴から飛び込んで開いたチューリップというのは、一度開いてしまえばガラスを開けて玉を入れない限り閉じない調整になっているんですよ。
ですから他の客が大当りしたのに気づかなかったのか、定量個数となり一旦打ち止めにした後で店員がチューリップを閉じ忘れたか…そのどちらかだと思うのですが、まぁ大ラッキーを手に入れた訳です。
とにかく不思議で仕方ありませんでしたがドキドキしながらも店員を呼ぶと(確認のため呼ぶ必要があった)何事もなくラッキー大当りの札を刺して行きましてね。労せずして見事4000発をGETしたんですね。
もちろん、その台で使ったお金は100円だけです。100円分借りて右打ちするだけですからね。現在のパチンコ、パチスロでちょっとお得な状態の台を見つけるにはそれなりの知識が必要ですが、当時は割と簡単にありつけるという幸運もあったのです。
最近は羽根モノや一発台タイプの台も元気がなく寂しい限りですが、少しでも人気が復活して欲しいですね。そうすれば、またこんなラッキーに巡り合えるかも…。滅多にリリースのないアナログ機ですが、登場した際には積極果敢に挑戦していきたいと思います。