地域貢献へ。ダイナムが福祉向け専用パチンコ「エアロビック・トレパチ!」10台を寄贈
ダイナムが福祉向け専用パチンコ10台を寄贈
全国46都道府県に392店舗のパチンコホールを展開するダイナムは4月11日、全国介護事業者連盟・群馬支部に対して、福祉向け専用パチンコ「エアロビック・トレパチ!」合計10台を寄贈した。その旨を4月12日、公式HP上で公表した。
エアロビック・トレパチ!は豊丸産業が福祉向け専用に開発したパチンコ機で、足元のペダルを漕ぐことでパチンコ機の玉が発射される仕組み。脳トレに加えて動体視力の鍛錬や手指の運動といった要素がゲームの中に組み込まれており、認知症の予防にも期待できるという。
また、パチンコ機は専用玉を使用した静音設計で、設置台の背面には消音スポンジを装備。利用者が気兼ねなく遊べるだけでなく、周囲も快適に過ごせるように細かな配慮が施されている。
同社によると、群馬県には同社の店舗が13店舗と多く、従前より様々な活動で地域とのつながりを深めているという。地域の方々に「パチンコを通じて、楽しみながらリハビリやトレーニングに励んでいただきたい」との考えから、全国介護事業者連盟・群馬支部を介して県内10施設に寄贈することになった様子。
4月11日の贈呈式では、体験型イベントも実施。会場施設「NEXTコミュニティケアセンター前橋南町」の利用者10名のほか、寄付先施設の関係者、ケアマネージャーなども参加したそうだ。
この寄贈を受け、全国介護事業者連盟・群馬支部長の圓岡孝文氏は「トレパチは利用者をマンネリ化させず、機能訓練が行える大変貴重なものだと思いますので、最大限有効に活用させていただきます」と感謝した。
同社は「今後も、地域とのさらなる共生を目指して、地域社会の発展につながる貢献活動を継続してまいります」としている。
なお、豊丸産業については、食卓テーブルに“心身の健康増進機能”をプラスした1台∞役の多機能テーブル「元気はつらつ トレパチ!テーブル」なども製造している。これからもホールと遊技機メーカーのタッグによる地域貢献に期待したいものである。