巷で広まる『スマスロ北斗の拳』の攻略詐欺…業界の大御所による「突撃電話動画」が話題!
人気作の“宿命”か…呆れる「攻略法情報」が浮上
4号機時代には、多くの攻略会社が存在した。中にはパチンコ・パチスロ情報誌に広告を掲載するものもあったが、もちろん、これらは全てインチキ。パチスロ人気の低迷と共に姿を消したものの、ここ最近、新たな情報がネット上で飛び交っている。
それは、サミーの『スマスロ北斗の拳』で特定手順を踏めば、継続率94%の上位バトルボーナス「無想転生バトル」へブチ込める…といったもの。言うまでもなく、これもデタラメであり、先日には当サイトでも注意喚起の記事をアップしたが…。
そんな攻略会社に“あえて”電話をかけたベテランライターがいる。番組制作会社の社長でもあるヒロシ・ヤング氏だ。
その模様はヤング氏の主宰YouTube「ヤングちゃん、寝る?」内の動画「【ガチ電話】詐欺攻略法会社に電話してみた。【恐怖】」で確認でき、それによると、まず電話をかけると「お電話ありがとうございます」「只今、電話が大変込み合っております。後ほどお電話いただくか、そのままお待ちいただけますよう、お願い申し上げます」とのアナウンス。すぐ繋がらなかったことにヤング氏とスタッフは驚き、「なんかガチだな…」と顔を見合わせた。
しばらくしてヤング氏が再挑戦すると、今度は「はい、もしもし」と相手からの応対。だが、「ネットの…北斗のやつを見たんですけど…」と話し始めるや否や、「ご注文ですか?」と返され、「ちょっと興味があって、もし可能なら話を聞きたくて…」とした瞬間、「別に話すことはないんで、切りますね」と威圧的な態度で切られてしまった。
再びヤング氏は電話をかけるも、「あ、さっきの電話の方?」「話することないんで切ったんだけど」と一方的。「本当だったら買おうと思ってる」としても「だからなに?って話」「ネットの情報が全てなんだけど」と告げられ、「あんたと話をする気はない」「こういう図々しい人が嫌い」と、またしても完全シャットアウトを喰らってしまった。
「このような攻略法の類は一切、ございません」
これにはヤング氏も苦笑いで、続いてはスタッフにも電話をかけることを要求。その後の展開については動画をご覧いただきたいが、2人は「こんなに冷たいの?」「思っていたのと違う」「ちょっと怖かった」などと戦慄した様子だった。
いずれにせよ、再三申し上げている通り、これらの攻略法は全て「詐欺」。ヤング氏も「我々は詐欺だと分かった上で、どんな感じで悪事を働いているのか様子を知りたいと思って電話をした」と説明し、「これを見てる人も、申し込もうなどと思わないでください」「このような攻略法の類は一切、ございません」と語気を強めた。