ギャラは「僕の40倍以上」!? パチンコ業界の重鎮が増え続ける「YouTuber来店」に持論を展開
業界の重鎮が増え続ける「YouTuber来店」に持論を展開
昨今、とにかく客を増やそうと、パチンコ業界では業界外へのプロモーションをかける動きが目立っている。
その典型とも言えるのが、広告規制の緩和も相まった、有名YouTuberやインフルエンサーの来店。ラファエル氏をはじめ、ぷろたん氏、相馬トランジスタ氏など、パチンコ外で知名度が高い人たちの案件が増えているそうだ。
これについて、業界のご意見番である大崎一万発氏は自身のYouTube「まんぱつ」内の動画で、ラファエル氏のギャラは「僕の40倍以上」と苦笑い。「(自分の)40倍、お客さんを呼んでるのかな?」と首を傾げたが、こういった人たちの来店に関しては、「間違っていない」と否定的ではないという。
その理由は、パチンコの低迷は「若年層離れ」にあるとし、YouTuberやインフルエンサーの起用は「入店のきっかけになる」と発言。「僕らから比べたら、遥かに高額なお金をいただいている」としたが、「新規の市場を開拓していくという重要な任務を背負わされた仕事」「それだけ効果があるなら、僕はありだと思う」と持論を述べた。
「これは全て、新規のお客さんを増やすため」と…
一方で、こういった来店業務は、業界内にある独自の規準や、警察の風営法という「雁字搦め」の中での仕事とし、そこでは「どうしても自分のやりたいことと、守らなきゃいけないところにギャップが出てくる」と説明。
「そこをちゃんと合わせて馴染んでくる…ということになると、頼りになる人って評価になるかもしれない」としたが、「好き放題やって、自分のお金だけ儲かって、あとは知らねーよ」といった感じの人たちがたくさん入ってくると、「それはより一層、混乱させる」「業界内のお金を外に持っていかれて、残りかすしかない状況になりかねない」と危惧。ハンドリングする人が「どれだけ演者さんを教育していくか」「演者さんがどれだけ業界に対して気持ちや愛情があるか。リスペクトを持って付き合っていけるかで話が変わってくる」と釘を刺した。
また、最近は格闘家などの来店も増え始めているそうで、大崎氏は「僕自身もなんなんだって思うところもある」としたが、「これは全て、新規のお客さんを増やすため」と納得の様子。
ただ、「結果がどれだけ出てくるかによっては、今後は僕から攻撃させてもらうことがあるかもしれない」と大崎節を炸裂させる場面もあり、「今後も継続してお話させていただけたら」と動画を締めた。
【YouTuberのパチンコ業界進出にまんぱつが思うことは。】