「3連で万撃」も可能な“強アマ”パチンコで一気大量出玉!? 首尾よく3連続でRUSH突入するも最後に罠が…

　出玉性能が大幅に向上した最近のパチンコ機。いまなら甘デジだろうと簡単に10000発出せるのではないだろうかという実験企画「甘デジ万撃チャレンジ」。5回の初当りでトータル10000発を狙うこの実戦、本日のチャレンジマシンは『Pあぶない刑事 129ver.』だ。

RUSH突入時の期待出玉は3000発オーバー

　超強力な小当りRUSHを搭載した本機は、1回平均約820発の小当りRUSHが80％でループする。トータルの小当りRUSH突入時の期待出玉は3000発オーバー。したがって3回RUSHが取れればOKとなる。もちろん、一撃で10000発を達成するポテンシャルもあるので、とにかく小当りRUSHに入れることが重要になる。

　1回目の初当りはなんとわずか7回転でゲット。しかし、ヘソ当りのほとんどで振り分けられる70回転の時短「YOKOHAMAモード」で引き戻しできずに終わってしまった。本モードの引き戻し率は約41.8％。いかにここで大当りすることができるが勝負のカギを握るのである。

　続く2回目は105回転で初当りを引くと時短で見事に引き戻しを決め、待望の小当りRUSH「あぶない刑事RUSH」に突入した。RUSHでは順調に出玉を積み上げ、トータルで3330Pを獲得。縁起の良い「3」並びで、次にも期待が持てる。

　このオカルトというか験担ぎというか、占いめいたものが見事に的中し、3回目の初当りをわずか34回転で実現すると「YOKOHAMAモード」の56回転目で赤保留からの大きなチャンスを掴み、2連続でRUSHを引き当てることができたのである。

　こうなるともうイケイケ。何度もRUSH終了のピンチを掻い潜りながら最終的には約4500Pの出玉にまとめることができた。これで一気に8000発に迫る出玉を獲得。チャレンジ達成は目前になり、意気揚々と実戦を続ける。

　運気のビックウェーブに乗り、攻撃の手を休めない。4回目の初当りは163回転と多少ハマったものの、その時短モードでわずか14回転目に赤保留から劇場版最強リーチに発展し、見事に3連続引き戻しを決めたのだ。

これでチャレンジ成功！と思いきや、まさかの落とし穴が…

　これでもうチャレンジ成功したも同然とほくそ笑むと、まさかの落とし穴が待っていた。実は本機、右打ち中に大当りしても必ずRUSHに突入するとは限らないのである。それも当然で、小当りRUSHは確変なので、突入100％にすると転落抽選でもない限り一生終わらないのである。

　つまり、確変継続80％の裏っかわとなる20％は通常大当り。したがって時短モードで通常大当りを引くと「YOKOHAMAモード」がループするだけで終わるのだ。そして4回目の初当り番ではまさにこの流れとなり、せっかく引き戻しに成功してもRUSHを取ることができずじまい。

　最後のターンに願いを込めるも流れは完全に遮断され、74回転で最後の初当りを引くも、そうそう引き戻しは何度も起きず、時短70回転をあっさり消化して終了。わずかに10000発に届かずチャレンジを終えることとなった。

　3回目の引き戻しでRUSHを引っかけていれば……。よくよく考えればRUSH突入割合は80％である。5分の4は成功する確率で3回目にハズレを引くとは。なんてツイていないんだ。