パチンコ屋の“店員”が不正行為!? 姑息で「完全に常習犯」イカサマする瞬間を目撃!


 突然ですが、皆さんはパチンコ店で不正な行為を目撃したことってありますか? 不正行為にも色々な種類がありますが、お店側がゴト行為や不良客の悪質な行為を目撃し何らかの対応を取るケースは比較的よくあると思われます。ですが、私が目撃したのは逆のケース。パチンコ店の店員が不正を行う瞬間だったのです。

 それは私の愛する羽根モノが全盛期だった頃。時代はまだデータランプが登場する前の平成初期あたりでしょうか。

かつては「札の有無」で台の情報を表示していた

 回転数やグラフ、大当り履歴どころか大当り回数すら知ることができなかった時代なだけに、上記画像のような札で大当り回数を表示するのが関の山でした。中には全く何もないホールも当り前でしたから気休め程度だとしても札は台選びの参考になったのです。

 ですが、この札もホールによっては全くアテになりません。当時ですら閑散としているホールは少なくありませんでしたが、そういったホールに限って札の大当り回数をこっそりと増やしていたんです。

 これはデジパチやパチスロにおけるケースですが、羽根モノの札の種類はもっとバラエティーに富んでいました。終了台、ラッキー台、優秀台、開放台…等々。

 当時の羽根モノは3000~ 4000発の定量制が主流。実際に調整が優秀で定量個数に達した台はもちろんのこと、たまたま定量になった台にも上記のような札が置かれることになるのですが、定量に達していない台にもスキあらば札を置いて行くのです。

札を悪用する店員さんも…

 デジパチやパチスロであれば大当り回数が多いからといって必ずしも優秀台かどうかは判断できません。ましてや時代が時代。単純にハマっている台ばかり狙う遊技客も多かったですからね。

 でも羽根モノだとどうでしょう? 素人が調整を見極めるのは困難ですし、そういった類の札はひとつの目安であり、判断材料として非常に有効だったんです。でもそれが何の根拠もないインチキで置かれた札だとしたら…。

 私は今でもそうですが、自分の打っている台のみならず出来るだけ周りの状況も把握していたい方ですからね。たまたまその悪徳店員が何でもない台に札を置く決定的な場面を目撃したのです。

 その後も注視していると、その店員の不正行為はもう日常的。完全に常習犯だったのです。まぁ本当にタチの悪い不正と比べたら他愛のない行為かも知れませんが、その悪徳店員のせいで何人の客が餌食になったんでしょうか。

 それをパチスロに当てはめるとしたら「高設定」の札が付いているのと同じですからね。そんな札が付いていたら座る人が大半ではないでしょうか。私はたまたま気付くことができたのでよかったですが、長期間騙され続けた客も中にはいるでしょう。

 その不正による売上や利益など微々たるものかもしれませんが、そんな悪徳店員などおそらく日本全国どこにでも居たことは想像に難くないでしょうからね。チリも積もれば、中々の額になったのかもしれません。

 あと、その頃は気にもなりませんでしたが、その行為は上からの指示だったのか、それとも自らの判断によるものだったのか。いまでも謎ですが、もしその頃の当事者がどこかにいるのならば是非とも問いただしてみたいものです。

 あのアイパーにサングラスみたいな黒い色付きメガネをかけていたインチキ店員、まだ生きているのかな…。

電撃しらっち

業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や業界関係者への取材記事、羽根モノや一発台を特集するなどオールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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