【パチンコ実戦】万撃勝ち分がほぼ消滅… 空前絶後の逆噴射で惨劇が巻き起こる【年つっぱ2024年】
もう、わやくちゃである。
同じ機種(『Pハイスクール・フリート オールスター』(ユニバーサルエンターテインメント系))を一年という期間をかけて打ち切る「年つっぱ」。前回は1G連や3000発が3連発など攻勢に転じ、これからの大胆な巻き返しを予感させる内容であった。
【パチンコ実戦】ダブル濃厚の「超レアフラグ」獲得&「一撃万発弾」と調子が急上昇!?【年つっぱ2024年】
朝イチはすこぶる良好な雰囲気だったが…
その勢いよろしく、今回も最初の当りが24回転で発生するなど幸先のよいスタートを切り気分も上々。強い予告もなく図上演習リーチであっさり大当りしたことからも調子の良さがうかがえる。
ところで図上演習リーチはトータルの信頼度が20%ちょいくらいだと思うが、先読みチャンスカスタムにしているアツい仕様になっているのだろうか? 発展するとなかなかの高確率で大当りに結びつく。
と、朝イチはすこぶる雰囲気が良好で、このときはRUSHに入らなかったのだが、それもさほど気にすることもなく、次も早めに当てってRUSH取れればいいなくらいに考えていたのである。
そして地獄が始まった。激アツ外したとか、隣が連チャンし出したとか、目に見えてそれとわかる予兆はなかったのだが、大当り確率の分母回転数を100回転過ぎ、200回転過ぎと、そもそもチャンスらしいチャンスが訪れず、だんだん不穏な空気が流れ出す。
気づけば確率の3倍ハマリ。最近、何打っても平気でこれを喰らうのだが、ハマる確率でいえば5%くらいのはずである。頻度でいえば20回に1回くらい。私は昨日も甘デジで3倍ハマった。
結局、大当りしたのは800回転ちょい。前回の貯玉も風前の灯火である。さらに追い打ちをかけるようにRUSHに入らない。ボタン演出に失敗したときの絶望感ときたら。立ってもいないのに眼前暗黒感に襲われた。
蔵前が言うところの「敗者は必ず死に急ぐ」
ここまでのっぴきならない状況になると逆にポジティブになるのか、次を早めに当てて少しでも挽回しようとそのまま打ち続けることを選択。
いや、いまから思えばこれはポジティブ思考ではなく、『銀と金』の蔵前が言うところの「敗者は必ず死に急ぐ」っていうやつである。「地獄を見つめて生きるより希望を追って死にたい」。
不安が続くことに耐えられなくて負けを確定させたいだけだったのかもしれない。安易に腹をくくったのだ。みたいなことを『カイジ』の利根川も言っていたような気がするが、やはり福本作品はギャンブラーの聖書である。
などと、後からならばいくらでも冷静に分析できるものであるが、当事者だったさっきの私はいたずらに玉を消費させるだけの行為に勤しみ、最終的には今回だけでマイナス20000発まで到達した。
しかも当たらずにヤメ。800ハマリで即ヤメしていれば少しは貯玉も残せたし、明らかに悪い運気をリセットして次回に臨めたものを……。引きも悪ければ判断も悪い。大惨敗である。