【パチンコ】マジで復活してほしい「羽根モノ」第二弾! 魅惑のゴンドラが誘う夢世界は千夜一夜物語
前回「マジで復活してほしい羽根物」をテーマに語りましたがアツくなりすぎて、2機種を挙げた片方しか思いの丈を伝えることができませんでした。今回は残りのひとつ『マジカペ』について掘り下げていきたいと思います。
【パチンコ】マジで復活してほしい「羽根モノ」2機種! 物理法則を無視したあの名機に妄想が広がる
『マジックカーペット』は旧要件の機種で、熱狂の真ん中いたド世代ではないのですが、昔は今と違って古い台も設置できたので、このへんのマシンも全然打てました。とはいえホールでは新要件の『フライングカーペット』が主流です。
役物の所作はほとんど同じですが、ラウンド継続が最高8回から15回に増え、より多くの出玉を獲得できるようになっています。ざっくりいえばこの出玉性能が旧要件と新要件の違いですが、オールドファンは侘び寂びのある羽根物の世界観が損なわれたとご立腹している方が多かったように思います。
ちなみに当時はそれほど区別が付いておらず、どちらも「カーペットのやつ」と呼んでいました。その前は「アラブのおっさん」です。このように、この頃私は無邪気なビギナーだったのでどっちが良いとか悪いとかありません。
役物の面白さこそ羽根物の命
『マジカペ』には『マジカペ』の、『フライングカーペット』には『フライングカーペット』の魅力がありますし、ゲーム性はほとんど同じなので問題ありません。そう、役物の面白さこそ羽根物の命。
入りそうで入らない…かと思えば、死に体になったと思っていた玉が奇跡の入賞。羽根物をゲームと捉えるなら、これぞ究極のエンターテインメントです。「先バレ」は楽しいとは思いますが、所詮デジタルで管理された予定調和。実際に玉がVゾーンをかすめるほうが何十倍もドキドキできるでしょう。
時代性をアップデートできない激痛おっさんの戯言ではありますが、例えれば先バレはユニバーサルスタジオジャパンであり、羽根物は富士急ハイランドとかナガシマスパーランドなんですよ。リアリティとか体感性の違いですね。脳に働きかけるか体に訴えかけるか。
話がわけのわからない方向にいきましたが、本機の魅力はもうひとつ。「自力継続」です。『マジカペ』も『フライングカーペット』もラウンド抽選がなく、Vに入れば次に続き、最大のラウンドまで到達するとそこで大当りが終了します。
この自力継続も羽根物の大きな魅力のひとつだと私は考えています。新要件では特にラウンド抽選で決定されたラウンドまで高確率で継続するのですが、それはもう遊びやすい権利物とか一発台じゃないですか。
パンクの可能性があるからこそドキドキできるし、熱が入る。そして完走したときの充実感、達成感、有能感。別に50000発出なくても脳汁は出るんですよ。そう『マジカペ』ならね。
シリーズ機の最新作『CRマジカペ』が登場してから約10年。そろそろ大復活してもよい頃合いではないでしょうか。もちろん、初代のゲーム性で。ドツキやゴト的行為を行ったたら罰金1億円払うっていう法的拘束力バリバリある誓約書を書かないと打たせないルールを添えて。