【パチンコ甘デジ実戦】ファン待望「伝説の高速高ループ」RUSHが甘デジで復活! その破壊力を調査
甘デジタイプの機種を打ち、5回の初当りでトータル出玉10000発を目指す「甘デジ万撃チャレンジ」。今回挑戦するマシンは『デジハネP聖戦士ダンバイン2 ZEROSONIC』だ。
これこそが『ダンバイン』
2010年代を代表する「高ループ高速タイプのRUSHといえばこれ!」の台が本来の姿で帰ってきた。ファンはようやく、おかえり『ダンバイン』と言えたことだろう。『P聖戦士ダンバイン2 ‐ZEROLIMIT HYPER‐』はなかったものとする。これをパチンコ業界の総意としようではないか。
即当りがメインの高速消化。ST70回転で継続率90%。矢継ぎ早に大当りが連続する爽快感、どこまで継続するかわくわくできる高揚感。これこれ。これこそが『ダンバイン』なのである。
実戦開始直後、そのRUSHを体感できるチャンスが早くも訪れた。なんとわずか8回転で大当り。しかもRUSH直行の「オーラボーナス」ゲットである。ヘソ直撃は35%の振り分けなのでラッキーだ。
久しぶりにあのRUSHを味わえるとあって期待感しかなかったが、展開も最高すぎるので今回はどれだけ連チャンしてくれるのかとすっかりのぼせていた。しかし、こともあろうにたった2連チャンで終了してしまったのである。
ただ、その予兆はあった。本機もRUSHの構成が「超即当りゾーン」→「ショートバトル演出ゾーン」→「テンパイタイマンバトルゾーン」と回転数で演出が変化するのは変わらないのだが、冒頭で対戦相手を選択できる機能が搭載されている。
ここで、「え? なにこれ」と焦ってしまい、タイムリミットによる強制選択になり、自分の意思で決定することなくRUSHがはじまってしまったのである。あたふたしていたら案の定のショボい連チャン。せっかくの好機を逃してしまった。
とはいえ、まだまだチャンスは残されるのでなんとかなるだろうと楽観視していると、次の初当りが313回転と確率の3倍ハマったうえにRUSH非突入と最悪な展開となる。
万撃チャレンジ史上、類を見ない大惨敗
そして3回目の初当りでふたたびRUSH直行の大当りを引き当てたものの、まさかの単発。「ちょっと待てよ、90%ですよ。もしかして上位モードがあっての90%なのか?」と何度も機種情報を見直すがダンバインRUSH継続率90%としか書いていない。
さらに、次の初当りまで365回転ハマるという地獄の流れ。よくよく考えれば70回転で1/32.1をよう引けないやつが1/99.9を当てられるわけない。町男のオーラ力(ちから)は皆無であった。
それでもなお、わずかな希望にすがる。これまでRUSH→大ハマリ&RUSHなし→RUSH→大ハマリ&RUSHなしと繰り返してきたので、最後の5回目の初当りは高確率でRUSHに突入するはずなのである。
しかも、いままでRUSHがくすぶっていたので、ここで確率の収束が発揮され、滞っていた引きが強力に反発し、100連チャンも夢ではないほど引き力(ちから)が貯まっているに違いないのだ。
迎えた運命の初当り。82回転。青図柄で昇格なし…。むろんチャンスタイムの7回転+保留4個で引き戻せるわけもなく。甘デジ万撃チャレンジ史上、類を見ない大惨敗を喫した。