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パチンコ「新規則」不安なし!? 出玉期待値は引き下げも「システム劣化ない」の声

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 ギャンブル依存症対策として生まれた「出玉規制」。標準的な遊技時間(4時間)において、パチンコパチスロで獲得できる出玉の上限は”5万円以下”に制限される。もうけの上限を引き下げることで、「負けを取り戻そう」という思いを抑制することが狙いだ。

 今後に検定を通された機種は新規則に対応した機種となるわけだが、パチンコは大当たりの出玉上限が現行の2400個(9600円相当)から1500個(6000円相当)へ引き下げられる仕様が対象。

 パチスロは大当たりの出玉の上限480枚(9600円相当)から300枚(6000円相当)に抑制された機種が該当する。出玉率が119%から115%に引き下げられるなど、パチンコよりも厳しい内容と考えられていた。

 新たに登場するパチスロ「6号機」に関しては、絶望の声しか寄せられていなかったわけだが……。パチスロに関し明るいニュースが存在。「遊技通信」(遊技通信社)2月号が報じた「回胴式遊技機の新たな自主的な措置」が大きな話題になっている。

「ART抽選の設定差」や有利区間中であることを遊技者にランプで知らせる「告知義務」の廃止、「AT機能の復活」などゲーム性が大幅に拡大されるというのだ。

 一方のパチンコに関しても、日本遊技機工業組合(日工組)が内規の改正作業を昨年12月中に終わらせている。

「初当たり確率や確変割合に変更はないようですが、小当りラッシュの期待値が2400個から1500個、継続率65%を超えるリミッター機の期待最大値が7200個から6000個に抑えられます。一般電役も4800個から4500個へ少しですが引き下げられていますね。

 最も大きな反響があったのは、やはり小当りラッシュに関するものですが……小当りRUSHの出玉感が、大幅に下がるというわけではないようです。獲得できる1回の最大値は大当り出玉の最大値に合わせられています。しかし比率を小当りRUSHに割くことで、今までと似た数値で構成することが可能になるとの意見も上がっていますね。事実ならパチスロ同様に、楽しめる機種が出せるのではないでしょうか」(パチンコライター)

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 標準的な遊技時間で獲得できる出玉の上限が制限される状況において、確変中にハマればハマるほど出玉を増やせる小当りラッシュは「理想」とも言える。そんな小当りラッシュを「新基準下において活かせる」との言葉に、安堵する人間は多いだろう。

 新規則パチンコ機の登場は、夏頃とも予想されている。最大のポイントである「設定搭載」に対してもポジティブな意見は出ている状況。ユーザーの支持を得られる機種を、生み出すことはできるのだろうか。

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