パチンコ出玉規制に「実は余裕」発言? 関係者が見据える「3年後」は明るい!?

1994年には約3000万人といわれていたパチンコ遊技人口だが、現在は約940万人と3分の1の水準にまで落ち込んでいる状況。未だ20兆円を超える市場規模を誇ってはいるが、現在のパチンコ業界に「30兆円産業」と呼ばれた頃の勢いは感じられない。
そのような状況下、追い打ちをかけるように2月からは出玉規制が開始。業界規模のさらなる縮小は確実視されており、消滅の可能性を指摘する声もあるが……。
「キツくなることは間違いありませんが、そこまで悲観的には考えていません。ファンが0になるとはないでしょうからね。我慢比べのような感じでしょうか。私たちがやることはパチンコの付加価値を上げるために、どんなサービスを提供できるかだと思います。
お客様に『また来たい』と思ってもらうために『何をするか』でしょう。その一つが接客ですよ。楽しく遊べる環境がある限り、極端なファン離れは防げると考えています。
もちろん設置機種も重要です。その点に関しては、お客さんが『何を打ちたいのか?』に注目していますね。『シンフォギア』を打ちたいなら60万円を出して買いますよ。『天龍』のようなギャンブル台が好まれていることには驚きましたが、導入するべきだと思いましたね。
中古機価格を見て『何でこの台が?』と思う機種もありますが、求めるなら期待には応えたいというスタンスです。実績がある台を導入することが、今は重要だと思います」(ホール経営関係者)
出玉や広告規制の強化によって射幸性が低下したパチンコ業界。かつてのような射幸性を煽るアピールができない状況において、接客を含むサービスの充実は重要な集客手段とも言える。設置機種などにおいて、ユーザーの需要に応える姿勢も効果は見込めそうだ。
しかし、現在ホールの主軸となる「旧基準機」の撤去後は、厳しい状況に陥りそうだが……。
「旧基準機がなくなるであろう3年後に絶望はありませんね。これまでも不安を吹き飛ばしてきたように、その頃には面白い台が絶対に出ていると信じています。5号機が出た時、今みたいになっていると想像した人はいませんよね。状況は違いますが、根本は『その考え』でいいと思います。
慌てて持っている全台の認定を取っているホールもありますが、その必要があるのか疑問に感じてしまいますね。リスクヘッジとしては分かりますが、悲観的すぎるのではないでしょうか。3年後に面白い台が出せていないようなら、そもそも業界は終わりですよ」(同)
自主規制の緩和によって、新規則機に対し期待の声も上がっている。ホール関係者が語るように、必ずしも「絶望的な未来」が待っているわけではないのかもしれない。
今後もパチンコ業界への規制が強まっていくことが明白である以上、楽観視することはできないが……。
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