パチンコ店「仮想通貨」導入で”ギャンブル依存症”は解決!? 出玉規制の発端”決着”で規制緩和も?パチンコ業界の新たな未来
ビットコインを始めとする「仮想通貨」が昨年から脚光を浴び続けている。当初は投資目的で利用する人が大半だったが、現在は世界的な送金手段、決済方法として使われることも増え始めた。実用化に向けた動きは着々と進んでいるようだ。
そんな仮想通貨が将来的に”パチンコ業界“にも参入すると推測されている。業界ニュースサイト「遊技日本」(近畿出版社)がその旨を報じた。
記事によれば、今月15日に開催された「全国遊技ビジネス振興会」(全遊振)のセミナーでITジャーナリスト・伊藤喜久氏が「仮想通貨とブロックチェーン」について講義を行い、仮想通貨に関する具体的な説明を行った。その他に「将来、パチンコ業界に入ってくる通貨があるのではと個人的に思う」と業界の展望を語ったという。
また実用方法に関して、パチンコ店の基本的なサービスにある「貯玉再プレイ」を例に挙げ、「ウォレット(スマートフォンの中に財布をいれること)を使い、スマホをパチンコにかざし玉を借りる、そんな技術が実現する時代は目の前まで来ている」と述べた。
また「出玉をレシートに交換し、それ(出玉データ)をカウンターでウォレットに入れることも可能」と出玉の貸出・交換までの一連の作業が「仮想通貨」ができることを示唆したらしい。
あくまで可能性としているが、仮に実用化ができれば業界は劇的な変化を迎えるだろう。「仮想通貨」のポテンシャルに様々な憶測が飛び交っている状況だ。