パチンコ新作「甘デジ分野」ついに”新時代”へと動き出す…… 新規則「設定付き」がもたらす「最大のメリット」とは
今月20日にSANKYOからデビューするパチスロ新規則機『Pフィーバー革命機ヴァルヴレイヴ W』。新規則という時点で注目度は高いが、本機は業界初となる「設定付きパチンコ」でリリース予定だ。
さらに、その設定は「6段階」となっておりパチスロを彷彿とさせる仕様。新時代にふさわしい仕上がりといえるだろう。
ただ、そんななか「6段階設定パチンコ」にライバル現わる?
昨今快進撃を続ける藤商事の看板コンテンツで、多くのファンを獲得した『地獄少女』が満を持して「設定付き」で参戦予定だ。それもパチンコ市場でいま激アツなあの分野ということもあり、新生『地獄少女』に早くも熱視線が注がれている。
『PA 地獄少女 宵伽 設定付き』
■大当り確率(低確率時):1/99.9(設定1)~1/70.0(設定6)
■大当り確率(高確率時):1/99.8(設定1)~1/69.9(設定6)
■確変突入率:50%(低確率時)、52.5%(高確率時)
■ラウンド数:4Ror9R
■カウント数:9カウント
■大当り出玉:約390個 or 約880個
■時短回数:15回or 40回
■賞球数:4&1&2&5&8&10
現在も高稼働中の『地獄少女 宵伽』が新規則機となって登場。王道の確変ループタイプを継承しつつ、今回は6段階設定の甘デジスペックで楽しむことができる。
気になる演出面は前作よりもパワーアップ。TVアニメ最新作のストーリーが楽しめるRTCは全て解放され、今作では「恨み晴らしストーリー」全22本を最初から楽しむことが可能だ。
また本機最大の激アツ演出「あいインパクトフラッシュ」「業の魂リーチ」「咎の魂リーチ」も大幅進化とのこと。どのような変化を遂げたのかまだ明らかになっていないが、楽しみの一つといえるだろう。
さらに、筐体は新たに甘デジ専用ユニット「制服あいver.」としてリリースされる。また制服姿の主人公・閻魔あいが特定のリーチと連動して登場することもあるようだ。
「筐体」だけなく「映像演出」も進歩を遂げた新作『地獄少女』。ただ、多くのファンから熱い視線を集めているのはやはり「スペック面」だ。
「甘デジ」「設定付き」というこの組み合わせが、どのような”相乗効果”をもたらすのだろうか。
「関係者からよく言われるのが『高設定時の勝率』ですね。そもそも甘デジという時点で安定感は抜群なわけですが、それに設定という概念が加わることにより『勝率はさらにアップする』と豪語する関係者は多いですよ。
実際、同じく『設定付き甘デジ』スペックでリリースされる『ミルキーバー』の最高設定は勝率”95%超え”なんて話もありますからね。もちろん今まで以上にパチンコ店の”やる気”に左右されるわけですが……」(記者)
満を持してリリースされる設定付きパチンコ『地獄少女 宵伽』。パチンコホールの”扱い”で「良くも悪くも影響を受けやすい」との指摘もあるが……パチンコとアニメ、双方でヒットした数少ないコンテンツだけに、新作を待ちわびるファンは確実に多いだろう。
ホールへの導入は9月中旬より順次開始予定。これまでのシリーズと同様に「圧倒的な稼働」を見せて欲しいところだ。