パチスロ平成「王道スペック」その頂点は? 念願の「神降臨」となるか!?【平成・名機列伝パチスロ部門~ART編~】
『モンキーターン』(山佐)
2011年にリリース。ボートレース漫画の金字塔「モンキーターン」とタイアップした本機は、ボーナス非搭載の”ARTのみ”で出玉を増やす仕様だ。
純増約2.0枚のART「SG RUSH」はシナリオ継続率管理&G数上乗せタイプ。ART中は高確率でゲーム数の上乗せ抽選が行われ、ボートレースらしいスピード溢れる爽快感を味わえた。
継続をかけた「SGレース」も見逃せない。漫画内で登場するライバルたちと主人公・波多野が、SG優勝を目指し手に汗握るレースを展開。また、そのレースには法則性やチャンスアップパターンも多く存在しており、飽きのこないゲーム性を実現した。
リリース当初、ホールの導入台数は2~3台程度だった本機。しかし、立ち回りやすいゲーム性や俊逸な演出が徐々に評価され、最終的に累計販売台数は導入当初の20倍以上にあたる6万台を超えるヒット作となったのである。
また、その年の代表機種を決定する「パチンコ・パチスロ AWARD 2011」では、「MVP」「MIP」「特別賞」の3部門すべてを受賞するという快挙を成し遂げた。ファン、そして業界からも認められた5号機を代表するART機ではないだろうか。