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パチスロライターが「今」改めて重要だと思う事……【濱マモルの のほほんコラムVol.36~ライブハウス~】

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 初めてバンドでステージに立ったのは高校1年生の時、今はなき藤沢BOWというライブハウスだった。以降は都内や神奈川県内など様々なライブハウスに出演。知人のバンドや好きなバンドを観るためにも足繁く通ったし、今も定期的に遊びにいっている。ほとんど居酒屋感覚だ。

 ライブハウスにはあらゆる出会いや発見がある。新たな音楽に触れられた喜び、最高のパフォーマンスを目の当たりにした感動は、ようやく射止めたバジリスクタイムが単発だったとか、ハナハナで千ゲームハマったとか、撤去台でいえばハーデスのGOD揃いで犬3発だったとか、そんなことを一瞬で忘れさせてくれる。

中には全裸で登場、曲が進むごとに服を着ていくバンド、ステージ上でひたすらイカを捌くバンド……などといった奇怪なものもあったが、それをひっくるめて楽しくて夢のある空間なのである。

 そんなライブハウスが今、矢面に立たされている。大阪のとあるライブハウスに新型コロナウイルス感染者が訪れていたことが発覚、それにより感染者が増えてしまったからだ。

 ただ、これは大阪市長もSNS上でアナウンスしている通り、たまたまライブに来てくれたお客さんが感染者だったということ。ライブハウスへ向かった途中には交通手段を利用しただろうし、何ならライブ前後で飲食だってしただろう。

 そのライブハウスはすぐさま消毒を徹底したし、さらなる感染を防ぐべく店名を公表して注意喚起しているのにも関わらず、メディアではライブハウスが感染者を増やした根源……と捉えられかねない報道が目立つように思えるのである。

 政府による大規模イベントの自粛。その影響で、各ライブハウスではイベントの延期・中止が相次いでいる。これに加えて、先の報道である。ライブ開催=悪……との印象が定着しつつあるが、ライブハウスにかかわる人々やミュージシャンにも生活がある。

 延期・中止すべきか、きちんと対策をした上で開催すべきか。それは各々の判断だから周囲がとやかくいうことではないと思うのだが、仮に延期したとしてもいざという時、そのライブハウスは存続しているのか、もっといえばそのミュージシャンは活動を続けられているのか。由々しき問題である。

 パチンコ業界も、有事の際は槍玉に上げられる。東日本大震災でも「電気の無駄」とか批難を浴び、今回も辛辣なコメントが少なくないが、大手チェーンは被災地に多額の寄付をしたり、多くの企業が社会貢献活動を行っていることはあまり報道されない。

 我こそが正義と信じてやまない人々は、その言動に歯止めがかからず暴走しがちである。誰かを、何かをつるし上げるのではなく、ひとりひとりが冷静に今できることをやる。

 偉そうに聞こえるかもしれないが、個人的にはそれが一番重要なのではないだろうかと思うのである。チカらないハナはないのだから。
(文=濱マモル)

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