パチスロ4号機「設定6」でまさかの「大惨事」!? 朝から挑んだ「大勝負」の結末は…


 三大欲求よりもパチンコを優先する男「ミリオン銀次」です。

 パチンコ・パチスロを嗜む仲間内で、「あの台で万枚出した」「朝から1000ハマった」などの話題で盛り上がる事は多いかと思います。

 かくいう私も、この手の話は大好物です。特に大勝ち報告は話し手の喜びがひしひしと伝わってきて、聞いてる側も気分が高まってきます。勝った人がご飯をご馳走してくれるラッキーな展開もありますし(笑)。

 ただ、私の場合は負けてばかりで勝つことが圧倒的に少なく…連日の負け報告に「また負けたのか」と、パチンコ仲間に同情されるのは日常茶飯事です。

 パチンコ・パチスロを打ち始めて十数年、あまりに負け過ぎてほとんど覚えておりませんが、人生で一番の「大負け」をした記憶だけは、今でも鮮明に覚えております。

 時をさかのぼる事今から十数年前、『吉宗』や『北斗』など、4号機が大いに盛り上がっていた頃のお話です。当時、私はほとんどパチスロを打った事がなく、パチンコの『海シリーズ』ばかりを打っておりました。

 仕事中もパチンコの事ばかり考え、仕事帰りに所持金2000円を握りしめてホールへ駆け込み、5分もたたずに一文無しとなる…まさに「ダメ人間の象徴」ともいうべき生活を送っていたのです。

 そんな生活を送る中で、首を長くして待ち望んだもの…それは、ボーナスの支給日に他なりません。大金を携えてホールに向かうあの高揚感は格別で、当時の私の数少ない幸せのひと時でした。

 待ちに待ったボーナスの支給日に、職場の同僚から気になる話を聞きました。「〇月〇日にあの店にリーゼントで行けば鬼浜の設定6が打てるぞ」と。

 当時、パチンコしか打っていなかった私でも、パチスロの「設定6」が極めて勝ちやすい事は知っていました。「これは間違いなく絶好のチャンス。リーゼントにしていくしかない」とやる気に満ち満ちておりました。

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