パチスロ「大連チャン」を止めない「秘策」!? 「究極のオカルト」がホールで炸裂
あの日は年間でも1・2を争うほどの高稼働でした。お客様の対応に追われ、5件待ちは当たり前の忙しい日だったのです。無論、そんな事はあの常連様に関係ありません。いつものように獲得した出玉を即流ししようとジェットカウンターに姿を現しました。
その際、常連様のメダルを流していた若いスタッフが、忙しさの余りイラっとしたのか「こんな忙しい日くらいは流しに来ないでほしいですね」とつい本音を言ってしまったのです。
それを聞いた常連様は「俺がいつ流そうが勝手じゃねえか!文句言われる筋合いはない!」と怒り心頭になってしまいました。慌てた私も「忙しいのに余計なトラブルを起こすんじゃないよ」と、心の中で叫びながら若いスタッフのフォローに向かったのです。
今回は完全にこちらに非があるのでひたすら謝罪し続けました。お客様の怒りが収まってきた頃、ふと「出玉で遊んだほうが得なのは分かってるんだよ。ただ現金投資しないと当たる気がしないし、メダルを流すと心が落ち着くんだ」と話してくださいました。
私も似たような経験をしたことがありますし、気持ちが分からなくもありませんでした。
このように過去の経験によって様々なオカルトが生まれる訳ですが、それらを否定するつもりはございません。遊技を楽しむ上での「重要なスパイス」とも言えるのかもしれませんね。
(文=ミリオン銀次)