パチスロ「大連チャン」を止めない「秘策」!? 「究極のオカルト」がホールで炸裂

【別積みを断固として拒否】

　スロットコーナーの出玉感を演出する手法として「別積み」を行っているホールは多いと思います。フロアを見渡して別積みされている台が多いと「今日は出てるな」とダイレクトにお客様へ伝わるので非常に効果的です。

　私のいたホールでも積極的に別積みを行うように徹底されておりました。パチスロのドル箱が島の上部に3箱までしか置けない作りだったので、3箱目が一杯になるタイミングで椅子の後ろへ別積みさせて頂いていたのですが…。

　どれだけ大量の出玉を獲得しても、断固として別積みを拒否するお客様がいらっしゃいました。

　ドル箱10箱クラスの大量出玉であろうと決して後ろ積みを行わず、全て自分の足元へ置いていたのです。「なんで別積みを嫌うのだろう」という疑問を抱いていたのですが、ある日お客様が別積みしない理由を教えてくださいました。

「別積みしたら連チャンがすぐ終わった経験がある。しかも3回連続」との事。どうやら別積みに関する苦い経験が、お客様にトラウマを与えてしまっていたようです。

【現金主義の投資家】

　ジャグラーの常連様で、一回当たる毎に出玉を流して常に現金投資を行う不思議な方がいらっしゃいました。暇な時なら全然構いませんが、稼働が高く対応に追われて忙しい中で何度も流しに来られるのは「ちょっと困る」というのが店員側の正直な意見です。

　土地柄の影響もあるので「出玉でご遊戯された方がお得ですよ」とアドバイスをしても「これでいいんだよ」と言って聞く耳を持っておりませんでした。これ以上のお節介はお客様の遊技方法にケチをつける事になりかねませんので、もはや私からは何も言わないようにしていたのですが…。

　一人のスタッフが「余計な一言」を言ってしまい、トラブルへと発展してしまったのです。